#ヤマボウシは900件。#やまぼうしは1000件。 #ハナミズキは4000件 (6/2)
ハナミズキとヤマボウシは、同じミズキ科サンシュユ属の近縁種。
ヤマボウシは日本の在来種であるのに対して、ハナミズキはアメリカからの外来種です。
その昔、東京がサクラをアメリカへ贈った返礼としてハナミズキが贈られてきたという話は有名。
「ヤマボウシ」の白が美しい季節になりました。
花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせる。
秋に赤い可愛い実が落ちて、実生で山林で逞しく育っています。
早春はコブシの花が咲き、初夏になるとヤマボウシが白く山を覆います。
家のヤマボウシを観察していると、一年おきに花の数が増減します。今年は健気に、来年の分も頑張っているように咲いている。
ハナミズキとヤマボウシの違いはよく挙げられています。
しかし、山法師は?
・丸い蕾の塊が坊主頭、白い総苞が頭巾をかぶった山法師(ヤマボウシ)を連想させることから名付けられた。
注:山法師 (「やまほうし」とも) 比叡山延暦寺の僧徒。特に、平安末期頃から僧兵として武力を振るった者。白頭巾を被っている。
・果実は甘く食用になり、ジャムなどに加工される。
(子が学校帰りに帽子に拾って持ち帰った記憶)
・材は下駄、櫛、ろくろ細工などに用いられる。
総苞片の先端に窪みがあるのがハナミズキで、先端がとがるのがヤマボウシなので見分け点になる。
ハナミズキは排気ガスに強いのか以前は、街路樹に植栽されているのをよく見かけました。
ピンク色をしたハナミズキの種を育ててみると先祖返りをして「ヤマボウシの白」になりました。花芽を付けるまで約10年余。
dnaまでは分かりませんが時間をかけて試すといろいろな発見があります。
一年一年表情が違う。
ヒラヒラと白い蝶が飛ぶように落ち始めると家では夏椿が咲き始めます。
赤い実が出来る頃はヒヨドリが毎日やって来て実をいつまでもつつきます。大・小個体差で順番があるのも愉快です。
夏椿は沙羅双樹(シャラソウジュ)
サラノキ、シャラノキともいう。
ただし、これらの名で呼ばれ日本の寺院に聖樹として植わっている木のほとんどは、本種ではなくナツツバキでだそうです。
そう言えば、お気に入りの散歩コースがあった、以前住んでいた町の寺に、樹齢の経ったシャラがありました。
しゃら-さうじゅ (娑羅双樹・沙羅双樹)
注:釈迦の入滅を悲しみ、双樹の各一本ずつが枯れ、鶴(つる)のように白くなって釈迦の死の床を覆ったという。 この世の無常を説くたとえに用いられる。
「娑羅」はインド原産の木の名。 「さらさうじゅ」とも
春先の赤い椿もそうですが、夏の椿もポタポタと落花します。
玄関先に植えたのが、随分と大きくなりました。人通りがあるので毎朝、花が踏まれないように(痛そう…)と片付けます。
ついでに数を数えてしまう…
「忙しい」はどこからやって来るのか…こうして、my季節は毎年通り過ぎていく…のです。
気がつくと遠くに見えていたミズキ・山藤も緑濃くなって消えていた。また来年!
次いで…
一青 窈(ひとと よう)さんの🎵「ハナミズキ」です。
2001年に米中枢同時テロが発生したとき、現地に住む男性の友人と彼の恋人の幸せを願い、作詞した。
台湾人の彼女(北京語、英語、日本語のトライリンガル)が朗々と日本語で歌うハナミズキに、実はいろいろな思いが込められていました。
ハナミズキ(2004)の詩の内容は大変繊細な曲です。
花を見かけたら大切な方を思ってみましょ
皆、皆、皆ハッピーになりますよう…