ゴーヤの雌花 : 雄花 苦味成分名=モモルディシン(momordicin)
この夏、定番になっているゴーヤー(ゴーヤ)を自前の柵に植えました。
毎年「高原花豆」を作っているキッチン・ガーデンを夢見た(画像)柵の半分に苗を買って植えました。
支柱を毎年建てるのは力仕事です。バリア兼の柵3連建てて楽(ラク)しています。蔓が正方形のステンレス線を上手く絡みついています。(アケビの蔓 画像)
長雨・酷暑を乗り切って収穫していますが、実のなるモノの雌花・雄花の比率がカボチャやズッキーニと違って分かりにくのでゴーヤーの場合を確かめました。花豆はオレンジ色の花を咲かせ、蜂が受粉しています。
ゴーヤーにはアゲハ蝶が飛んでいます。彼らは実は外来種には留まらない・・・日本ミツバチが激減するのも致し方ない。
雌花は花の付いた茎が膨らんで見えます。雄花は細い蔓のみです。全体の10%しか雌花は咲きません。
朝、晴れて雌花が咲いて蝶が飛んで・・・その作業は奇跡のようです。実はカボチャやズッキーニは以前の家庭菜園では農家ほど作らないので朝、受粉を助けていました。
雄花は健やかに咲いています。今丁度、小豆の花も咲いています。豆の「あずき色」から想像できないでしょうがゴーヤーと同じ黄色です。蜂の眼に入り易い色なのでしょうか?
すでにスーパーでも「市民権」を得ているゴーヤーの栄養成分と効果・効能
・ゴーヤーの持つビタミンCは油でいためても損失がはとんどなく、加熱に強い(調理法が広がりますね)
・ビタミン12とともに赤血球を作り出す(サポートをする)葉酸があり、摂取すると貧血対策につながる。
・塩分の排出を促すカリウムを含んでいます。
・不溶性食物繊維は腸内を刺激してスムーズな排便を促す。
・苦み成分のモモルデシンは胃の粘膜を保護し胃液の分泌を良くし食欲の増進に期待できる。
独特の苦味は、少々塩を振って5分ほどおいて絞ると薄まる。
ゴーヤーのレシピはネットで多数紹介されています。沖縄料理の「ゴーヤチャンプル」は知られるところです。
検索するとお一人が数種のレシピをお持ちです。
春の山菜の苦味(ポリフェノール)も大切と言われます。ゴーヤの苦味はモモルディシンによる食欲増進が人気の秘密でした。
夕方収穫して、すぐに頂くときの手っ取り早いレシピは定番の「ゴーヤーチップス」あるいはトウモロコシの残りなどがあれば「フリッター」先の塩を振って・・・
そのままで全粒粉を混ぜると上出来!卵白があれば素敵!
ところで・・・
苦味はどの部分にあるのか試してみるとこれも意外でした。
フワフワの綿の部分?
種でしょうか?
ツブツブの皮の部分?
皮だけピーラーでむいて食べると苦い!きゅうりのように皮を剥いて調理すると苦手な方は良いのでは?
晩夏・・・初秋の味をお楽しみください。
丁度、ススキの穂が出て来ました。植物は季節を違わない!