持続可能な未来の建築×木と森の活用を考える」シンポジウム開催!木材利用促進やウッドショックの疑問解決✨
昨年から新型コロナウイルスの影響で家にいる方が多くなったと思います。
家にいる時間が多くなったからこそ家には今まで以上にこだわりたいですよね。そんな皆さんに提案です。普段過ごしている場所を木造化木質化してみてはいかがでしょうか!!
↑フォレストバンクも木質空間のオフィスになっています🌲
皆さん「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が平成22年に制定されたのをご存知でしょうか。この法律が令和3年10月1日に一部が改正されました。
どのように改正されたかと言いますと、今まで公共建築物における木材利用に取り組んできましたが改正後は民間建築物へも木材利用の動きが広がりました。
簡単に言うと木材をいろいろなところでたくさん使おう!ということです。
木造化木質化することのメリットって・・・?
では、木材を使うことのメリットって何だと思いますか?
実は木はたくさんいいところがあるんです!
・インフルエンザの罹患率が低い。
・光の反射率がちょうどよい。
・ほどよい硬さを持つ(ケガをしにくい)衝撃を和らげる
・空間の湿度調節効果
・目にやさしい
・ストレス緩和
主に木の香りが、効果を発揮してくれます。木の香りに、「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれており、森林浴をしているようなリフレッシュ効果があります。「フィットンチッド」の効果には、血圧を下げたり、脈拍を落ち着かせたり、肝機能を改善させる効果も認められています。
こんなにメリットのある木材を使用しない理由はないでしょう。以前からnoteでお話ししてきた通り日本の森林を循環させるためにも使用する木は国産材を使用していただきたいと思っています。
日本の木材自給率は40%以下、ウッドショック
しかし、国産材の木材自給率は40%以下・・・つまり60%以上は外材に頼っている状態です💦
日本は国土の4分の3が森林という森林大国なのになぜでしょうか🤔
その真相については前回のnoteにて詳しく説明しておりますのでこちらをぜひご覧ください👀✨
今まで外材に頼っていた日本ですが、海外での木材利用が高まったことや輸出船の減少などから外材の価格が暴騰しました💦
そこで国産材に切り替えようと試みましたが国産木材も供給が追い付かず木材不足すなわち「ウッドショック」が起こってしまったんです。
では今後私たちはこのような問題とどう向き合っていけばいいのでしょうか。
12/18(土)にシンポジウムが開催!
令和3年12月18日(土)にアスティとくしまときわホールで「持続可能な未来の建築×木と森の活用を考える」シンポジウムを開催します。
「山に利益を返す建築」を実践している法政大学の網野禎昭先生らをお招きし基調講演やパネルディスカッションなどを行います。
ウッドショックの問題や日本の木材自給率の問題を今後どのようにすればよいか皆さんも会場またはオンラインで参加し、考えを深めてみるのはどうでしょうか🌲
また最初にお話しした木材の利用の促進に関する法律についても詳しくお話ししてくれますので、気になる方、この法律を知らなかった方はぜひご参加ください!
なお、会場・オンライン参加ともに、事前登録が必要になります。あらかじめご了承ください。
以下徳島県木材協同組合連合会HPより会場、オンラインでの参加の受付をしております。ぜひご参加ください☺
筆者:Yasufuku
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