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師弟に差は無し
校長「師弟に差は無し、先生ってのは、子供たちより長く生きてて、経験があるから出来ることが多いだけで、今子供の子達はいつか先生と同じようになる。だから差は無いんだ」
これは、教員採用試験でお世話になった尊敬する校長先生が試験対策勉強会で僕たちに伝えた言葉です。
私は、この考えに同感です。
年長を敬うとか、先輩が偉いとか、全く思いません。
そもそも、同じ時代に生きているんだから、みんな同級生だと考えてます。
武田信玄や、源義経は人生の先輩って気持ちは分かりますが、今現代に生きる人は皆同い年だと認識してます。
だから、前任校の副校長も親友のようになります。
カンボジアに赴任してからも毎週連絡を取り合う仲です(笑)
そもそも、年上を敬えとかいう価値観は、年上の輩が都合がいい世の中を作りたいから言い始めた自己中極まりない考えだと思います。年齢・性別関係なくみんなリスペクトでしょう。
クラスでも、子供たちに言い続けてました。
「先生もみんなと同じ。偉くもなんともない。先生は、校長先生を尊敬しているように、みんなの親も、みんなの事も尊敬しているところが沢山あるよ。だから同じだよ。」
私の教育観が正しいという自信はありませんが、誰よりも児童の目線で物事を考え、共に成長し合える関係がベストだと考えます。
子供たちが、楽しく笑顔で学校に通って欲しい。だから、私が笑顔で楽しく仕事をする😆
先日、3年前の卒業担任だった生徒から電話がありました。
y太「モリシー!元気?」
あっちゃん「アローボン、ソオスダイ👍ソックサバーイ?」
y太「アローボン、ソクサバイ(爆笑)」
何が楽しいのか分からないけど、子供の笑い声ほど癒されるものはないですね。
たわいのない話をしていたが、生徒から気になる言葉がでる
y太「俺、勉強できないからダメなんだよ。」
勉強ができないとダメって誰が決めたんだ?
確かに多くの先生は、勉強ができない生徒をダメなカテゴリーにいれるだろう。
でも、勉強ってのは人の能力の一部であって全てではない。
あっちゃん「y太くんが、6年生の時、お楽しみ会で誰よりも盛り上げていましたよね。君には人を笑顔にさせる才能があるって、私は知ってますよ。だから大丈夫☺ちなみに、先生は中学2年の時、3教科・5教科合計ともに学年ビリの成績でしたから。でも、ダメだって思ったことは1度もありませんよ(笑)そして、私は勉強が出来なければダメだなんて、言ったことありますか?勉強の大切さを伝えるのが先生の仕事です。勉強が楽しくなるようにサポートするのが先生の役割です。y太くんが勉強を楽めるように、中学の先生に顔晴ってもらいましょう。」
y太「小6の頃は楽しかったよ!」
あっちゃん「何が楽しかったの?」
y太「水の大会😄水風船1000個作って、投げあったやつ(笑)あと、水風船リレーとか、お楽しみ会とか」
…勉強ではないけれど、楽しい思い出として残っているならよかったです(笑)
私は常に楽しい思い出を作ることを意識しています。きっと、将来辛いことや挫けそうになる時がくる。その時に楽しかった思い出こそが、心を支える大切なものになると思うから。
私が、どんな時も笑顔で楽しく仕事ができるのは、子供たちとの楽しい思い出に支えられているからだと思います。