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【相談内容】

新入のスタッフが来ました。彼の前の職場では、歩行訓練の経験が少なかったようです。歩行訓練の意義と目的について、再確認させていただきたいです。

【他の教室からのアドバイス】


歩行訓練にはいくつかの意図があります。

  1. 支援学校では、運動の一環として約1時間の歩行活動が行われています。

  2. 精神的に負担が重い子供には、エネルギーの発散のために歩行訓練が有効です。

フォレストの教室では、上記の2つのポイントに加え、以下のような考え方も取り入れています。

  • 特にエネルギーが強い子供たちは、室内だけではエネルギーを使い切れないので、歩行訓練でエネルギーを発散させます。

  • 子供たちが自分のペースで歩くことを学びます。

  • 就学に向けて、外の環境で交通ルールを守ることや、親の指示を遵守することを学ぶためです。

歩行訓練を行う際には、支援者が周囲の環境に気をつける必要があり、神経を使います。そのため、2人1組での訓練がおすすめです。また、子供たちが触りたくなるものには注意しながら、社会での振る舞いも教えることが大切です。支援の中で、30分を歩行訓練に当てるのも良い選択だと思います。

特に、指示がしっかり通る子供たちには、就学に向けての特別な訓練も行いました。名古屋では分団登校という形が取られているので、子供たちを1列に並ばせて手を繋がずに歩かせる訓練を実施しました。子供たちが前の子を押すことなく、しっかりと自制することができた時には、その行動を褒めて励ましたりしました。



フォレストキッズは毎朝各教室を繋いで、支援の仕方に迷うスタッフをアドバイスや情報提供でサポートしています。
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