見出し画像

【傲慢と善良】Nakao's LOVE~タイプ子ちゃんとの3回目デート編~


「今日告白するかもしれない。」


そう、今日は中尾がタイプ子ちゃんと3回目のデートをする日だった。

時間軸的には、俺は赤羽を凱旋中だ。

源のライン「おおがんばれ!もし無理だったら、飯でも奢ってやるよ笑 まあ、うまく行ったらその子と夜飯でも行けよ!」

中尾「おい、夜飯行こうぜ。」

源「お、おう。なんか嬉しそうだな。」


そして、中尾との夜飯。



しかし口を割らない中尾。
中尾「あー、ほんと恋愛って難しいわ。」

源(これ無理だったんやな・・・?)

源「とりあえずここは奢るから、まあじっくり聞かせてくれよ。」

そして夜の街を散歩しながら、中尾の冒険譚を聞くことになった。


1 2回目デート

タイプ子ちゃんは、体調があまり良くなかったそうだ。なので、軽いデートプランを押上で提案した紳士な中尾。

源「なんで押上にしたの?」

中尾「飯食った後の選択肢がたくさんあんじゃん?」

というわけでランチ後に、スカイツリーに行く。タイプ子が行ったことなかったらしい。
インテリア関係のお仕事のタイプ子は、スカイツリーが完成までの映像や、構造などを熱心に見ていたようだ。そう、中尾はそんなタイプ子ちゃんの姿に心を射止められたようだ。

中尾「頭がよくて知的な印象だったよ。そこがよかった。」

源「え、スカイツリーで告白した?笑」

中尾「いやいやまさか笑」

2 3回目のデート~映画編~


中尾「実は、映画なんだけど、向こうが決めてくれたんだよね。進撃の巨人。2時間半で長かったけど、めちゃくちゃおもしろかった。
あと、ランチの場所も向こうが決めてくれたんだよね。代々木でランチしたんだけど、めちゃくちゃうまかった。」

そう、向こうが決めてくれたということは脈ありなのだ。なぜなら向こうが決めてくれたからだ(小泉構文)。

ランチでは、スポーツやアニメの話で盛り上がった。
中尾にとっては、趣味が合うことがかなり決め手だったようだ(これはめちゃくちゃわかる)

そして、中尾曰く

「シンプルにタイプ」


なんてシンプルなんだよ!ここでもエッセンシャル思考だよくううう!


3 クロージング

中尾「この後ご飯でも行きます?」

タイプ子ちゃん「いや、夜飯は今日はやめときます。」

ってことで帰ることになったんだよ。

源「まあ、ランチから映画まで会ってるから微妙な時間ではあるな。」

源(あれ、じゃあ告白しなかったんじゃね?)

中尾「んで、新宿ってめっちゃ混んでるけど、一瞬人がいなくなる瞬間ってあるやん?それで、路地の壁際にその子を呼んだんだよ。ちょっといいですか?って。」

源(あれ、この既視感。え、待てよ。まさか!?)

中尾「そこで行ったんだよ。あなたのことが好きです。タイプ子さんとお付き合いしたいです。って」


まじで告ってたーーーーー!

源「…えーと、、、結果は・・・?」









中尾「もうちょっと待ちたいです。って言われたわ。」


源「・・・・4回目のデートは?」


中尾「今決めようとしているところだわ。」

そう、4回目のデートが決まったら、それはもう確変である。
ある意味、ライバルが多い中で相手に恋愛関係と意識させたのは、定石だったのかもしれない。

源「一応聞くけど、価値観ちゃんはいいの?」

中尾「うん。俺はタイプ子ちゃんに絞るわ。」

中尾の4回目の確変デートは実現するのか!?結果はいかに。次回に続く。



P.S. 中尾、振られてないなら飯奢った金返せ。

(まあ、告白は失敗?しているからいいのか。)


いいなと思ったら応援しよう!