シェアサイクル返却したら、失敗は理論上存在しないことに気づいた。
シェアサイクリングはめちゃくちゃ便利だ。
レンタサイクルの上位互換といえる。
いつでもどこでも各地に点在するシェアサイクルポートに返せるからだ。
目的の用事を終え、3km先の駅に行くか、6km先の、便が少しいい駅に行くか、迷った。
30分130円で、それ以降は課金されていくシステムだ。25分だと130円 すぎると10分ごとに+100円
少々リスキーだが、「そんなん、6km30分以内で行く一択だろ。」という結論になった。
別に100円くらいと思ってはいけない。払わなくて済むなら払わない方がよくね?
しかし、30分以内で着くには、いくつもの障害があった。
初めてのルートで、道を間違える。
でかい交差点で赤が続く。
違法駐車に進路を阻まれる。
しまいには、お神輿が前を通りやがった。
これは厳しいかな...。でもペースあげるか。
ラスト5分は気持ち頑張って漕ぎつづけた。
なんとか、返却ポートを見つけ、少しまごつきながらも、アプリから返却ボタンを押す。
気になる時間は
なんと、
29分
おおお!あの直線道路を少しペース上げてよかったわ!!
お分かりだろうか?
そう、成功したら、自然と成功した理由を考えてしまうものなのだ!
しかし、もし失敗していたら、
あの道を間違えなければ、
あのとき信号が青なら、
あの時駐車車両がいなければ、
あの時神輿が通らなければ、
と、自責思考や、他責思考になっていただろう。
しかし、どんなに失敗しても、最後に成功してしまえば、それまでの過程も成功のために大事だったことが分かる。
そう、どれだけ失敗しようと、嘲笑われようと、呆れられようと、大事なのは最後なのだ。
恋愛で100人に振られたらもちろん辛い。
ただ、それが101人目に出会うための軌跡だとしたら?
それは馬鹿げた理想論だと、リア充たちに踏みつけられ、出る杭も打たれて粉々になってしまったとしても、例え強がりだとしても、少数派だとしても、自分の信念は貫いていくべきだ。
天動説が主流の時代に、地動説を唱えたコペルニクスのように。
アラサーになったから辛い?
結婚ラッシュで肩身が狭い?
そんな誰かが作った社会の虚像は捨ててしまえ。
アプリで会った人が、アムウェイや投資野郎だった?
知り合いがインスタで子どもを載せ始めてうざい?
新築ワンルーム投資をニ〇〇株式会社の柴田に勧められた?
そんなクソ人間のことは相手にするな。
最後に笑うのは誰だ?