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俺が負けたヒロインが多すぎる~ベガちゃん源の家来る!?編②


プロローグ

まずは、ベガちゃんの雰囲気をおさらいしよう。
店長曰く「上白石萌音」
マチアプ女子曰く「キューストの青」
ベガちゃんのおばあちゃん曰く
「おばあちゃんから急に電話きたんですよ。「ベガに似てる子テレビにでとったよ!」って。」

源「えー、誰?」

ベガちゃん「言いたくないです。」

ベガちゃん「俺が星野源って言ってる感じ?」

ベガちゃん「いや、よくわかんないですけど」

そこから20分くらい渋り、やっと口を割った。

ベガちゃん「橋本環奈です。」

......,


それは俺の自称星野源くらい傲慢すぎるやろ。

(まあ若干分からなくもないのが悔しい。)

それでは本編スタート。


家到着

ベガちゃん「意外ときれいですね。」

男の一人暮らしは汚いイメージがついていてよかった。別に俺の部屋はきれいなわけではない。物があんまないだけなのだ。

・・・・。

ごめん、酔っててこの後ボードゲームしたか定かじゃないんだわ(完)


と終わるわけにはいかないので、断片的な記憶を繋げる旅に出ることにする。俺様は公務員なのでめちゃくちゃ紳士的な対応を取っていたはずだ。

(多分)ベガちゃん「え、手を出さないって言いましたよね?」

言い訳させてくれ。
触った気はするがそれ以上はないと思われる。多分。
てか、男の一人暮らしの家に来る。めちゃくちゃ酔っている。無理やろ。

もう一つ明晰に覚えている言葉がある。


ベガちゃん「私、性的な行為にトラウマがあるんです。」


確か、彼氏とそういった行為に至ったときに、ただただ苦痛だったようだ。実はそれも別れた原因とかそうでないとか。
そして、もう一つ。ベガちゃんには、コンプレックスがあった。それは、

胸がAカップだということだ(なんでお前分かるねん。)


それを覚えているというということは、多分触って怒られたのだろう。

ベガちゃん「だから、そういうことはしたくないんですけど、源さんと添い寝はしたいんです。寂しいので。」

源「!?!?!?」

お酒を飲んでてIQは3だったので、よく理解できなかったが、とりあえず添い寝をした。

しかし、俺は昔から添い寝がどうしてもできない。
めちゃくちゃ感覚過敏なので、睡眠中は微かな物音や、振動があると、どうしても起きてしまうのだ。
そして今回は匂いときた。
yoruのシャンプーはこんなに甘い匂いがするのか。
髪が鼻に入る。
そして、ゼロ距離にいるのに、一切手を出せないという男からしたら地獄。
フォレストナイトのリトルフォレストナイトを起こさないよう必死だったが、奴は「おはよ!」と大きくなっていた。

すまん、お前の出番は今日来ないぞ!

・・・俺は断言する。

添い寝フレンドというものは存在しない(絶対〇ってるやろ)


翌朝

ベガちゃん「めっちゃ寝れました。すごい。不思議です。源さんはどうでした?」

源「・・・メッチャネレタヨー」

ベガちゃん「絶対寝れなかったですよねwww」

それもそのはず。ベガちゃんは寝返りを打って大の字で寝ていたので、俺は3分の1のスペースで縮こまって寝ていたのだ。

ベガちゃん「また添い寝しましょうね!」

源「・・・・えーと、ああ、うん。」

次回。添い寝フレンドの証明。

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