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【第23話】俺が負けたヒロインが多すぎる!!目を細めたら山本美月編 ①

1 出会い


場所は、埼玉県民御用達の池袋だ。
池袋はもはや俺の庭である。
美月さんは、写真通りだった。ありがとう。本当にありがとう。そして、身長は167cm。なんとか背筋を伸ばして歩いた。

2 トラットリアクアルト

知る人ぞ知る、大盛イタリアン。コンセプトも「満足感」

この量である。

そう。1か月以上前のことなので、会話を覚えていないのである。
たしか、このねじねじしたのが、カッペリーニだかムッソリーニだかぺれっそだか、ふぇっとちーねだか、どれも違うんだろうけどそんな感じだ(だれか教えてくれ。)

美月さんは、オシャレや食には敏感でこれは、○○ですよ!と教えてくれた。

カウンター席は、男女、男女、おっちゃん、男女、男女と、お前ら全員マッチングやろって感じで途中(笑)けてしまった。

おっちゃんは、気まずかったのか、量が多かったのか、半分以上残して、席を後にしていた。前者だったらすまん。おれも負け組だからその気持ち分かるで・・・。

そして気づいてしまった。

ああ、ここ櫻子ちゃんと来た場所や(泣)


3 お散歩


源「ちょっとお散歩しません?」

まずは、定番の南池袋公園に行く。
そしてお決まりの流れで、芝生に座ろうとするも、

ジュワッ。

ジュワッだと・・・!?

そう、前日雨が降っていたので、おしりが濡れたのだ。
よく見ると、周りのカップルはレジャーシートを持ってきている。なんて用意周到なんだよ。

・・・。歩きましょうか笑


4 ディープな街


源「美月さん。にわかはここでみんなサンシャインにいくんですよ。でも、俺、通なんでどこに行くと思います?」

雑司ヶ谷っすよ(ドヤ)


源よ。そんなドヤれる場所じゃないぞ(震え声)


雑司ヶ谷と言えば石畳である。
そして神社である。

源「フリマのくせにたけえな!」

美月(苦笑)

源よ。デリカシーなさすぎるやろ。

左は、中尾といったカフェ。

源「そういや、前中尾と行ったんすよ。」

美月「中尾って誰?」(繰り返すデジャブ)

今度行ってみたいと思ったカフェ

ぐるりと回って駅に向かう。

しかし、ミスって墓地の近くを通るルートに。

まじで行ったことないルートだった。

1時間くらい歩いた。
なんなら、俺が疲れるレベルだから、美月さんも疲れたことだろう。

反省

・予習していなかったので、相手の趣味とかを忘れていた。
・散歩するなら、一回は下見するべきだった。まあ、行き当たりばったりが 
 好きな子ならありかもしれないが。
・そもそも雑司ヶ谷はデートコースとして成立するのだろうか?

ということで、いろいろミスったので、ダメ元で、また今度散歩しましょーねーとラインを送ると、向こう結構乗り気で、

二回目のデートが決まりました。終わり。


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