俺が負けたヒロインが多すぎる!!一瞬桜井日奈子編②
前回までのあらすじ↓
日菜子ちゃんはちょっとプライドが高い。
自分を高く見積もる傾向にある。
そう、
お姫様女子なのだ。
1 ADHDやらかす(早くね?)
源「日菜子さん・・・すみません・・・。反対車線に乗っちゃいました泣」
田舎もんかお前は。
そう、13分の遅刻である(は?)
2 ペティットカフェ的なおしゃれな名前だったと思う。
カフェでは、主に料理の話で盛り上がった。日菜子は料理上手だ。栄養価の話や、レパートリーの話はやや盛り上がった。そして、日菜子の趣味のゴルフの話。日菜子にレクチャーする年上上司の影がちらつき若干気になったが、多分何もないだろう。
・・・ないだろう。
2 雑貨巡り
日菜子にはポストカードをプレゼントした。
3 井の頭公園巡り
日菜子は大学が近かったので、よく池の周りを散歩していたらしい。
日菜子「私、散歩好きなんですよね。ぼうっとしながら、歩くの好きです。特に海沿いとか。鎌倉の雰囲気がすごく好きです。」
源「俺も鎌倉好きです。抹茶が好きなので。日菜子さん一眼レフ持ってましたよね。写真撮りに行きません?」
日菜子「えー行きたいです!今絶対紅葉きれいですよね!」
そう日菜子と俺は、散歩と一眼(おれはにわか)の趣味がある。
そう、日菜子となら俺はどこまでも行けると思った。(は?)
源「自然の中も好きで。ハイキングしながら写真撮ったりもします!日菜子さん自然は好きですか?」
日菜子「・・・えっ?」
源「えっ!?」
何か俺地雷踏んだか?w
日菜子「私、自然は好きじゃないです笑 なんか見てるだけでいいというか。虫がそもそも好きじゃないので、自分からは行かないですね。」
なああああにいいいいい!
俺は、noteネームから分かる通り、大の自然好きだ。そうか、自然好きじゃないパターンとかあるのか・・・。
そうだった。日菜子は・・・・、
お姫様だった。
まあ、それぞれ好きなものを楽しめばいい。
そうだそうだ。
ちょっとした価値観のズレを感じながらも、3回目のデートに臨・・・
もうと思ったのだが、2年目ちゃんが来なかったので、仕事がバカ忙しく、
日菜子への返事を忘れてしまった。
これ以降返ってくることはなかった。
プライドの高い日奈子に提案させてしまったことが、傷つけてしまったのかもしれない。
もし、追いラインすれば行けたかもしれない。
しかし、本当に自分に気があるならどんな返事でも返ってくると思う。
まあ、縁がなかったということで、
日奈子ちゃん。