bananamanlive#1「人間番号」
[はじめに]
こんにちは。forEIgnです。
今回は、Netflixで配信されているbananamnaliveの最古作『人間番号』(1999年6月19日-20日、シアターサンモール)を鑑賞したので、ネタの備忘録を残しておく。なんて言っていたかメモを取っているようなものなので、ちゃんとした概要や解説を書いているわけではなく、あくまでも「自分用」の記事であるのでご容赦を。個人的なbananamanliveの鑑賞の仕方として、バナナマン(特に設楽さん)が使う独特な言い回しやフレーズ(コントの天才がゆえの絶妙な着眼点)に着目して観るようにしているので、メモはそういったものを書き留めていることが多い。
もし書くとしたらひととおりネタを見終わった後にランキング形式で好きなネタを紹介する形で書こうかな。いちようだが、未鑑賞の方は「ネタバレ注意」である。
2月24日に直近の作品を除いて配信が終了されてしまうことが発表されたため、今急速に見ているところである。今回のライブはネタごとに世界観が共有されており、ところどころでつながっている箇所が分かるようになっている。そこに着目してみるのも面白い。
人間番号
人間番号制に反対し交互に抗議をする2人だが、段々と論点がずれていく。言うことが無くなっていくのでどんどん関係の無い日頃の悩みをぶちまけていく。鉢巻を巻こうとして切れて終わり。
ピープル1
高橋に言われ正体も知らない謎の「メリン」を朝早くから並び続ける日村。設楽も呼ばれるがちょいちょい列を抜けようとし、必死に止める日村。
電池の自販機/目覚まし/貸したチ●毛/母天狗/ズボンに裂き烏賊/設楽の策略1万/漏らし終わり
メリン
メリンを売る販売員2人。メリンは臭くて不味い果物だった。「ピープル1」で出た2人と老人1人のみが購入。なんとか売る方法を考える。
味覚は砂糖/嗅覚は興奮剤/名前の言い方誤魔化し
マモルの夏
マモルとアキラ兄ちゃん。心の声が入る。
夏の思い出。石投げ/HOPE/空手
ピープル2
「ピープル1」の2人。手ぶらで来たのに何故かカバンを拾っている日村。ドッキリかも、カバンを開けるか開けまいか。
目覚まし/3歳児の服/縄すり抜け/ビーカー問題
新宿パワーセミナー
目覚まし時計を何分放っておくと止まるのか
朝です朝です朝ですよ、やっと起きたね(日村)
目覚ましを止める日村、家でやっていた
幸せな日々
犬の音がするラジオと散歩する設楽の一幕。
セニョールヒラタケ
オープニングセレモニーを控えるメリンの2人。謎の人物「セニョールヒラタケ」という謎の人物をだれか分からず招いている設楽。ヒラタケが来ない状況でヒラタケの代わりにマジックを披露する為奔走する。個人的にこのネタがフォーマットが分かりやすくて笑いやすい。本物のセニョールが到着してオチ。
スライドボーイズ
ラリポラリポボボンボンボン(ショートコント連続)
→「東京ひとりぼっち」
[最後に]
私はこのライブ以前のバナナマンのコントの歴史についてはまだ存じ上げないが、多くの芸人が若い頃のバナナマンを見て嫉妬や落胆の感情を抱いた理由として、若い頃のこの段階から「コントが確立されている」「世界観が独特、でも面白い」といった意見を述べている。この作品を見たときにそう言ってしまう理由を素人ながら理解することが出来た気がする。若さが故の粗削りで無理やりな笑いは存在せず、現在のバナナマンライブにも通じるシックでアーティスティックな雰囲気が1作目ながら醸し出されていると感じた。