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読書アプトプット#7「近畿地方のある場所について」
私はこれまであまりホラーを読んで来たことが無かった。というのも、怖いのが分かっているのに、わざわざ読んで怖がっているのが馬鹿馬鹿しく思えてしまうからだ。しかし、ふと友人に薦められたので、読んでみることにした。どうやらこの本は、モキュメンタリーというジャンルらしい。一見関係のないような話が、一つの単語が出てくることによって点と点が繋がっていく感覚。敬遠していたホラーものだったが、「怖い」という感覚は、作中のミステリー要素の含みをもたす表現も相まって、考察や予想が見たくなって、中毒性のある要素なんだと感じた。この本を読んだ人は、考察や作者のメディアをチェックしてみると、より楽しめるだろう。いや、より怖くなれるだろう。
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これは1週間前くらいに見た夢で、すごく鮮明に覚えているんだけど、その夢の自分は両親と妹の家族4人でドライブしてて、県内のはずれにある温泉行ってたの。場所的には、静岡県の⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎の辺り。その銭湯に行って、1時間後に車に集合しようと言って母と妹と別れて、父と2人で銭湯に入ったんだけど、父は普段からパッと入ってパッと出ちゃうタイプで、30分くらいで父はタバコが吸いたいからとそそくさと先に出てしまって、自分はもうちょい入ってから出てっつって。それで服を着て程なくして車に向かったら、母と妹はいたんだけど、父がまだいなくて。まだタバコ吸ってるのかな?と思って、喫煙所にいる父を探しに父以外の3人で店の外をウロウロしていたら、自分たちの車の近くに人影が見えて。父かな、と思って近くに寄ったら、真っ赤な服を着た少女が立っていて、自分たちの車から3mくらいのところで両手を真上にあげてジャンプしてたの。
車に何かする訳でもなく、ただジャンプ。それになんか恐怖を感じて、父も帰って来たもんだから、その少女を横目にすぐ車に飛び乗って、車を走らせ始めたの。もうそこから先はどこにも寄らず帰ったんだけど、何故かその間家族の誰も一言も喋らなかった。あと心無しかみんなうつむいてボーッとしてるように見えたんだけど、その後は何もなく家に帰ったの。
それで次の日、父は仕事に向かって、妹は学校に向かって、自分は大学の授業がなかったから家にいて、母と2人だったの。
その日は何も無かったから、昼の11時くらいに起きたんだ。うわー、寝過ぎたな〜と軽く後悔しながら起きてリビングに行ったら、母が窓の外を見てボーッと突っ立っていたの。どうしたの?と言っても返事が無い。まあ昨日遠くまで出掛けたから疲れてるのかな、と思ったんだけど、5分経っても微動だにせず窓の外見てるから、もう何見てんだよと思って、窓がちょっとカーテンがかかっていて、自分の方からちゃんと見えなかったから、カーテンガバって開けたの。したら、女性の死体が無惨にもベランダに転がっていて、自分はそれを見た瞬間に、怖すぎてまさに絶句したんだけど、自分がそれより何より怖かったのは、それを見てた母が、にんまりと口が裂けるくらいの勢いで、笑ってたの。で笑ってるなと自分が感じたか感じてないかのタイミングで、突如母が両手を上に上げて、ジャンプし始めたの。それもものすごく笑顔で。それを見た自分は激しく絶叫して、その勢いで目が覚めたの。
うわー、めっちゃ怖かったーと思って、でその後すぐバイトだったから、バイトに行ったの。で自分は飲食店でバイトしてるんですけど、その日は1人で店の開店前に早く入って、納品をしまったり、仕込みを作ったりすることになってたから、1人で作業してたんだけど、なんかいつもと違和感があったんだよね。んでその違和感が何なのかというと、その日も快晴で、その前日もピーカンだったんだけど、何故か雨漏りしてたりとか、後は店は空いてないんだけど、店内bgmは掛けて仕事してたの。そのbgmがいつもは1曲終わったら違う曲に行くところを、何回もループしちゃって、暫くして何も操作していないのにbgmが止まっちゃったりして。ってなった時に、今日の夢の事もあるから、すごい怖くなっちゃって、鳥肌も立ちまくってたんだけど。1時間くらい作業した時かな、急にどんどんどんどんって、店のドアを叩く音が聞こえたの。まだ開店時間前だから、誰だろうと思って、ブラインドをめくって窓の外を見たら、夢と同じ、真っ赤な服を着た少女がじっと見つめてきていて、そのしゅんかん、じぶんはとびあがってさけんでしまいました。そのひの、それからのきおくはあまりおぼえていません。なにごともなく、さぎょうをつづけたのか、おそれおののいて、さぎょうをちゅうだんしたのか。でも、あのできごとがあってから、なんかたのしいんだよね、にちじょうが。どこにいても、なにをしていても。ほら、いつもどおろでしょう、わたし。
みつけてくれて、ありがとう。