イナイレ新作まとめ#2 ～ゲーム概要編～
こんにちは。forEIgnです。
今回は、イナズマイレブンの新作「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」について、大まかな概要をまとめていこうと思う。
[1]概要
本作はレベルファイブ作品の一つである超次元サッカーRPG「イナズマイレブン」の数年ぶりの完全新作となる。対応ハードはNintendo Switch／PlayStation®5／PlayStation®4／Steam／iOS／Android となっている。従来のシリーズはDS/3DSによるゲームがメインであったため、試合システムはじめこれまでのシステムから一新され、操作も全く異なるものになっている。ファンの多さと期待度の高さからTGSにて日本ゲーム大賞2023フューチャー部門を獲得している。発売日は2024年を予定しており、全世界同時発売となる。2024年3月にベータテストと評して体験版のようなものが配信予定となっている。こちらはNintendo Switch限定ではあるが抽選などはなく全プレイヤーがプレイできる。本作は「ストーリーモード」「クロニクルモード」「オンラインモード」の3つのモードから構成されている。本作は単なる雲明シリーズの一環ではなく、何年も長く遊び続けられるような構成になっており、その施策が随所に施されているようである。
[2]ストーリーモード
本作のメインであり、完全新規のストーリーとなっている。本作は「無印(1)」から25年が経った世界が舞台となっている。「アレスの天秤」の時はパラレルワールドが舞台だったが、今回は正史のようである。ただ「GO」の時のように成長した過去作のキャラが登場することは基本的に無いらしい。
東京の稲妻町から舞台を移し、長崎の架空の町「南雲町」が今作の舞台。ある理由からサッカーが出来ず、サッカーが無くなればいいと思っている主人公「笹波雲明」と、レジェンド円堂守の息子で、才能のあまりサッカーがつまらないと思っている「円堂ハル」が出会い、物語は動き出していく。
マップは過去作同様に散策することが出来る。マップ上の人に話しかけたり、アイテムを拾得することが出来る。プレゼントマークがついている人は話すと何かアイテムがもらえる。
初戦及び最終戦にて、雲明の所属する南雲原中と、ハルの所属する雷門中が対戦することが明言されている。同じカードで2回試合で対峙する展開は初期の雷門と帝国、アレスの雷門と星章を想起させる。
試合前に必ず雲明による戦術会議の映像が挟まる。雲明が考案した作戦に乗っかるもよし、自分自身の作戦で挑むもよし。どちらで挑んでもストーリー上に影響はない。
日野社長によると、ラストシーンはすでに決定しているらしい。
[3]クロニクルモード
ストーリーモードでは過去のキャラが登場しない分、このモードでは過去に登場したほぼすべての選手(5400人以上)(スシローやマックの限定キャラなど、コラボ関係はおそらく未登場)が登場する。モード専用のキャラバン「イナズマV(ヴィクトリー)キャラバン」に乗って、対戦ルートで過去のチームと対戦し、キズナスターというアイテムを集める。このキズナスターをプレイヤーユニバースという星座型のストックに当てはめることでキャラが解放され、キズナ横丁(稲妻町を模倣したもの)で仲間にすることが出来る。過去作でいうところの超次元トーナメントの全チーム版といったところか。
従来は選手のセーブ枠が最大200人ほどだったが、今回はセーブ枠が5400人以上、無論ほぼすべての選手を仲間にすることが可能になる。なお、過去キャラでいう吹雪の士郎ver.とアツヤver.と人格統合ver.それぞれで別選手扱いとなって入手できるよう。これは長く遊び続けるための施策の一つである。
[4]オンラインモード
公式サイトでの名称は「ヴィクトリーロードオンライントーナメント」。
オンラインモードで、今回は世界中の人とオンライン対戦を楽しめる。
大会にはシーズン(2ヶ月～3ヶ月)があり、出場するチームはシーズナル選手６人以上とエターナル選手５人の構成でなければならない。シーズナル選手とはシーズンごとに設定されている選手で、エターナル選手は予め育成していた選手や、他モードで入手した選手を指す。つまり、毎シーズンでシーズナル選手6人は一から育成していかなければならない。なお、シーズン終了時に学年が一つ上がる仕組みとなっており、3シーズン終了後に卒業し、エターナル選手として登録が可能になる。シーズナル選手は必ずしも無名な選手という訳でもないようで、鬼道吹雪のような有名選手が出る可能性もある。
シーズナル選手はいわゆるシーズン限定選手なので、常に大会に参加して選手を獲得していかないと後から入手不可能になることが示唆されている。
「フットボールフロンティア」「ホーリーロード」など各大会でオンライン対戦ができ、大会ごとにレギュレーションが異なる。(「ホーリーロード」では化身使用可能など。)
オンラインに関しては、長期的な運営をしていくために様々な試みを用意しているらしい。(通称「V計画」)