battle【歌詞】

宿命的battle(戦い)

天命に言い訳など無いのさ

この世界は脆(もろ)く酷(こく)だ

宿縁(しゅくえん)の糸

運命が手繰(たぐ)り寄せる

終焉(しゅうえん)が見えなくて

私を貫いて

終わりを見せて、魅せて

心の臓をあなたの手で止めて


どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように


桜吹雪が舞い踊る

この胸の魂を鎮(しず)めさせて

涙は流るる海になる

愛してるって、嘯(うそぶ)く

これが愛と言うなら、嘘付き

掻(か)き集めた愛言葉

すべてが虚構(きょこう)の物語

何処までが虚像(きょぞう)なの?

私は悪魔になりそうよ


どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように


あなたと共に去りたいの

あの海の水面(みなも)光る美しい水の中で

息切らして、深淵(しんえん)に堕ちてく

そう思うては、過ぎ行く季節の隨(まにま)に

何度目の旬がふたりを貫き続けてるのだろう

やっと終われると思えば

やっと静かな時を思えば

桜は綺麗に咲く

見惚(みと)れては生を全(まっと)うしてしまう

あなたの望む私はどの私?


どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように

どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように


気が付けば、涙も枯れ果てて

際限無(さいげんな)い地平線の果てで

堕ちる夕陽を見ていた

ふたり、ふたりでひとつ

ここで今、刺し違(ちが)えても幸せだろう

それがたとえ違(たが)えてても


押し込む哀(あい)言葉

飲み込む愛言葉

心、捻(ねじ)れてく

あなた、あなた、あなたばかり

ここで左様(さよう)なら、然様(さよう)なら


人伝(ひとずて)に聞いたあなたの姿

やっと涙が流れた


どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように

どうか美しく儚く散り散(ぢ)りに散りたい

あの桜のように


どうか、どうか

今もあなた、あなた、あなたばかり

やっと涙がながれた




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