tomorrow【歌詞】
突き進む為に僕は僕を肯定もしたし、否定してきた
そう僕には正しさなんて無い
偽善に塗(まみ)れた人生だ
腹の中なんて誰もわかりやしない
僕がどう思おうが
あなたはそれを計(はか)れやしない
逆に僕はあなたが何を思おうが知った事はない
真実なんて人の数だけあるのだから
人の思い、思考だって、同じ人にも幾つもあるのだから
僕みたいな捻(ひね)くれ者も
あなたのような純真無垢な人にも
だから腹の中の蟲(むし)は僕を喰い荒らす
今日だけは粉雪がこんな僕を赦(ゆる)してくれないか
自問自答してばかりの毎日
人の数だけ答えがある
そんなのわかってる
なのにそれを受け入れられないでいる自分自身
涙は何故流れる
過(あやま)ちは幾つもしてきた
もう取り戻せない過去
それでも前を見るしか出来ないのは僕の罪
今を歩き出すのは振り返る事が無意味と思ったから
過去に囚われて、後悔の海に飲まれても
結局は時間は赦(ゆる)してくれない
突き進む、1秒・1分・1時間・1日
忙(せわ)しない世俗(せぞく)の中でボロボロの靴を履いて歩く
どれだけ着飾っても本性はドロドロとしてて
見透かされてしまう
なら、本性を白日の下(もと)に晒(さら)して僕は僕を生きてく
そんな不器用な生き方しか出来ないからさ
戻りたい過去は幾つもあって
戻ったからって、それが正しかったのかなんて知らない
僕は知らない、何が正しいのか
歩いてくんだ、あなたの為に
否(いや)、嘘だよ
僕は我が儘で自分勝手で自分の為にしか行動しない
我が物顔(わがものがお)で闊歩(かっぽ)するんだ
なんて苛立(いらだ)つんだ
こんな自分に
ウンザリするんだ
それでも歩くしかないんだ
自分自身の為に
誰かの為にする事なんてない
そんな余裕が僕には無い
好き嫌いはあっても自分に対して好き嫌いは無くなったのが唯一の救いだ
それでも泣くし、怒るし
自分を誤魔化し誤魔化して生きてくんだ
未来は明るいと
そんな事思ってないと生きてけない
誰かを傷付けたり、自分を傷付けたり
怖くて一歩が踏み出せないでいるままじゃ
前に進めない、進みたくない
矛盾に悩ませられてる
それでも歩き出さなきゃ
嫌な事も忘れるそんな機能が付いてたら好(よ)いのに
そんな都合の好(よ)い世界なんて空想の中だけだ
逃げてばかりじゃ駄目なんだ
向き合わなくちゃ
自分に向き合わなくちゃ
誰かの為にじゃなくて、自分の為に何が出来るのか
無茶苦茶な事を言ってるのは重々承知で
明日を向かい入れるには明日を好きになる事が前提で
誰かを傷付けたり、自分を誤魔化しても進まなくちゃ
誰にだって困難はあるんだ
自分一人じゃない
ただ未来はきっと明るいって信じたい
泣き顔で微笑(わら)って歩き出す