elegy【歌詞】

運命を定めるのは神の悪戯か
宿命を捻(ね)じるのは悪魔の微笑みか
天命は私の人生、そのもの
櫻炸裂する、鋭い刃の様な言葉
理由なんて本当は必要なんて無いのさ
動けず固まった望み
絶望的、切望的、愛してる
嗚呼、想い出してた愛の春

割れるグラス、薫る咽(むせ)ぶ香り
ならば、あなたと私、愛しい人、糸しい繋がる紐は無い
悲しく、散りたい
美しく、散り散りになりたい
微笑(わら)うなんて、それこそ悲惨で無惨(むざん)

徒然(つれづれ)なるままに息をしてる
何処にも終焉(しゅうえん)も最期も無い
際限無(さいげんな)く、無限に続き続ける
なんて酷い仕打ち
理(ことわり)に刃を突き立てて
定義の正論で追い詰めて
私に花を咲かせて、枯らせて
私に蒲公英(たんぽぽ)を刈(か)らせて
そして、駆(か)らせてくれ

心臓が止まる瞬間を見た
瞳孔が大きくなって、目蓋(まぶた)が開いたまま
左様(さよう)なら
嗚呼、愛しき人よ、糸切れた人よ
嗚呼、終わりが無い
永遠が終わらないで居るのは堕天使の理屈な叫び
貫いて、私の心臓を
愛してる、愛を乞(こ)う

赤い月が、赤い夕陽が世界を染める時
私の手が紅く染まる
嗚呼、堕天(だてん)した私
どうか、私を奈落の底まで堕として
私をカルマで縛って
来世はナニモノでも無いものになって
輪廻よ、途切れろ

居た堪(いたたま)れない感情
あなたもそうなれば好(よ)い
あなたばかりが天上に居るのは許せない
堕落してしまえば好(よ)い
あなたと一緒に散りたかった
私の独白(どくはく)
あなたへのエレジー

記憶の中のあなたの声が
薄れてれていって、目蓋(まぶた)を瞑(つむ)る
然様(さよう)なら
嗚呼、愛した人よ、哀(あい)した人よ
嗚呼、痛みが続く
無限大に地獄の苦しみを繰り返される拒絶の叫び
あなた、もっと
貫いて、私の心臓を
もう
愛してる、言えない

私の独白(どくはく)
あなたへのエレジー


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