Above earth, under heaven, only I am worthy of honour【歌詞】
己次第で何処へでも征(ゆ)ける
ひとつの諦めはこの世界でのすべての諦めを己の中に記(しる)す
頁(ページ)を捲(めく)る度に無理だ、駄目だと
口に出さずとも体が心が云(い)う
今、そう独り言すら溜め息と共に風に流れる
傷付いて、失って、気付く
転んで血が流れてた
此畜生(こんちくしょう)と叫ぶ己に気付く
言葉は己に向けたものか他に向けたものか
どっかに落としてきた獰猛(どうもう)な気性(きしょう)
希少(きしょう)な正常さを忌(い)み嫌うな
気高く舞うことを軽んじるな
咲き乱れ散ってくこと栄枯盛衰(えいこせいすい)
それがこの世界の真理
一切皆苦(いっさいかいく)
そして自分勝手であってはいけない
然(しか)し
天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)
尊さは己の中にあることは忘れてはならない
夜が明けるまでの時の中、己を省(かえり)みる
暁(あかつき)が見える頃
幾つもの己の欠片たちを拾い集めろ
忙(せわ)しなく日々を繋いでく
その中で愛という脆(もろ)さ愛しさ、誰かを守る為の弱さ強さを身に付ける
そして生命という糸を手繰(たぐ)り寄せては紡(つむ)いでく
幾度、散り散(ぢ)りになっても何度でも甦(よみがえ)れ
世界は冷酷で慈愛(じあい)に満ちてる
痛みに溢れ出した嗄(しゃが)れ声
愛を奏(かな)で解(とけ)出した涙
絶望に落とされたとて、己を吐き出せ
地獄の淵(ふち)で藻掻(もが)き足掻(あが)け
幾つもの己の屍(しかばね)を乗り越えて
聳(そび)える世界で何度でも息を吹き返す
振り返る風吹く、希望の鳴る方へ
不確かなものは不安を
確かなものを掴むのは困難を
この物語(ストーリー)の頁(ページ)を捲(めく)ること
果敢(かかん)に挑め
未(ま)だ未だ間に合う
たとえ無様(ぶざま)でも
生を全(まっと)うする明日、追い風受け
たとえ絶望的でも声尖(とが)らして進め
世界を震わせろ