言葉【歌詞】
俺は身勝手か、訳もなく進むことが嫌になった
生きることが無駄に思えてきた
そんなつもりじゃない
けどすべてが理由無く嫌(や)になった
信じられないのは自分自身か
信じられないのは自分自身以外か
今どんな顔してる?
俺は今どんな顔してる?
選択肢は数多(あまた)の数ある
なのに選択肢が多いと選べなくなる
選択肢が少ないと文句を言う
どうすればいい、どうすればいい
涙の訳をお前は知ってるのか
お前のその憂(うれ)いを含む顔は何を言わんとしてるのか
俺が自分勝手なのか
喚(わめ)き散らして、お前を傷付けてる
そんなこと重々承知してる
なのに口が止まらないんだ
お前は悲しそうな顔をしてるんだ
怒れよ、苛立ちを見せろよ
俺は憐(あわ)れな男か
俺は我が儘し放題で迷惑ばかり掛けてきた
騒ぐことでしか自分を表現出来ないのかもしれない
どんな奴なのかって、問われたら
何にも言葉が出ない
いい奴だとは言い切れないことは確かだ
なら、どんなつもりで生きてきた?
『俺は正義の味方にはなるつもりは無いけど、悪意のある奴にもなるつもりは無かった』
俺は自由奔放か、訳もなく自分自身が嫌になった
息することが疲れてきたんだ
じゃ、どうすればいい
でも自分自身のすべてが嫌(や)になった
他人事(ひとごと)みたいな世間一般が
自分の存在と同じみたいに見えたんだ
今泣きそうな面(つら)してる?
今泣き喚(わめ)きそうな面(つら)してる?
取捨選択は自分自身
大事なものは傷付けないはずなのに
大事なものを逆に傷付けてる
どうすればいい、どうすればいい
謝った言葉をお前は聞いてる
お前のその嬉しそうな顔は何を言わんとしてるのか
今までで素直をしたんだ
ここでいつもなら開き直るはずさ
どうせ俺は自分勝手なんだ
なのに悲しそうな顔を見るのが
嫌なんだ、お前の悲しそうな顔を
いつも
何も言わずに立ち尽くすお前が
俺は俺は憐(あわ)れか
『またやっちまった』
俺は自分自身もお前も信じてないって酷く言った
お前は聞いてるのか、無言で終始立っているだけで
俺がお前に取捨選択されて去られたら
本当は
何にも言葉が出ない
人情深い奴だとは全くもって言い切れない
なら、どんなつもりで生きてきた?
『俺は正義の味方も悪も興味無いけど、お前には嫌われたくないことは確かなんだ』