挨拶と声色って大事だよねという話
皆様お疲れ様です、和尚と申します。
見て頂いてありがとうございます!
挨拶と声色って大事だよねって話です。
はじめに
今年で36歳になり、立ち上げた会社でも第二新卒だけじゃなくて新卒採用も去年から始めています。
ただ、やはり最初の研修や、後輩の指導って難しいですよね。
即戦力、とかにすぐできるショートカット的な教えなんてものは、少なくとも僕は知らなくて。
(PCのショートカットは教えますが)
結局のところ、この沢山の人、会社の中から、本当に偶々縁があって来てくれた人を、良いところに配置して、その環境にその人が合っているかどうかで、今後の成長も決まっていくのだとは思うので、教育は大事だけど、過信はしちゃいけないよなぁと思っています。
ただ、そんな中でも、これだけはどんな現場でも、どんな業種でも、例えばうちの会社を例え辞めて別の道に行ったとしても大事だなって思うことはいくつかあります。
今日は、そんな中でも一番と思っている挨拶と声色について書いてみます。
コロナの時期に社会人になって、もうすぐ半年、そんな方にも読んでいただけたら良いなと思います。
一つ、最初に言っておくと、僕は別に上下関係きちっとしろや系の体育会系では全くありません。
学生時代は部活もやってましたけど、そこまで厳しくなかったですし、今や完全なるインドア派です。
上司と部下って言葉もあまり好きじゃなくて、それは経験と役割の問題で、先輩後輩、くらいの感じが好きです。
(先輩後輩すらなく一律フラットって言われたらそれはそれでやりにくさを覚える面倒臭いとかはあります、主に自分が上の世代に対して)
なので、ちょっと打算的に聞こえるかもですがメリットデメリットで語らせていただきます。
挨拶と声色のメリット
僕が一番最初にこれを明確に考え始めたのは、居酒屋のバイトの時でした。
バイトしたことがある人はご存知だと思いますが、大きく分けて役割が二つあります。
キッチン
料理やドリンクを作る方
ホール
お客さんを迎えたり注文受けて運ぶ方
で、大体キッチンは男性で、ホールは女性の比率が多いのですが、これは男女差別でも容姿の問題でもなんでもなく、明確な理由があって、声の高さだと思うんですよ。
男性と女性って、女性の方が声が高いじゃないですか?
で、声が高い方が、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」が通るし、受けてとしても印象が良いんですね。
数少ない男性ホールも、笑顔と語尾の上げ方が優れてました。
なので、そのお店では、笑いかけるように挨拶するって言うのだけを意識してたんですが、クレームってそれだけで下がるんです。
ミスの量じゃなく、(人生生きてきて声色のうまさには関係あるかもですが)容姿す端麗さでもなく、声の笑ってる感が出せるかどうかで、不満度が変わったのが、なんか売上とリピーターの形で見えたんですよね。
なるほど、これがそんなに格好良く、可愛くないのにモテる人の差か、とその時思いました。
(全然ビジネス的な結論じゃない、だって大学生だったんだもの)
そしてこれって、別に客商売の話だけじゃないですね。
僕のいるIT業界は、プログラムを黙々と書いてるイメージがあるかもしれませんが、そんなのごく一部で、やっぱり人と関わる必要があるんです。
そうなの?って思われるかもしれないので書いてみますと、
基本的に、プログラムって目に見えないわけです。そして、ITの事がわからないお客さんであるほど、何でもできる幻想があるんですね。
(ちょっと毒を吐くと、IT企業の上の方の管理おじさんもそうである方が多くて、わからないもの同士で決めて来られた件なんて最低な方がままありますね)
なので、そこを説明するためにはやっぱり人と人の関わりが必要になります。
プログラムは何でもできるわけじゃないですと、決められた判定と繰り返ししか基本はできないのですよと言うのを分かってもらうのが大事。
そして、全てのパターンを洗い出して、
Aの場合は〇〇
Bの場合は☆☆
どちらでもない場合は××
を決める作業が必要で、プログラムで良い感じには、プログラムじゃなくて人の手によるものでるよ、と言うのをご理解いただく必要があるんです。
#どちらでもない場合の大事さがヤバい
そして、そこで最も便利なスキルが笑いかけるような挨拶だと僕は信じてます。
何でか?
それはですね、信用されることが最もコスパいいと思っているからです。
分解していくと。
作ったものや、作るためのスキルを売ると考えると、価値をつけてくれる相手に理解してもらう(または理解したつもりになってもらう)必要があります。
この時、本当に一から十まで説明してってやるのは本当にコストがかかります。
それよりも、「この人が言うなら大丈夫だろう」「この人が質問してくるならちゃんと考えて答えよう」と思ってもらう方が絶対コスパいいはずなんです。
そして、そのためには、初対面の印象や、その後の入りって物凄く重要です。
例えば、挨拶したのに返してくれなかった、その人から後日、凄く面倒な質問を受けたってなると、面倒さが際立つじゃないですか。
対して、凄い明るい感じで挨拶しれました、その人から面倒な質問受けても、何だか気持ちが違ったりします。だって人間だもの。
その積み重ね(勿論結果はちゃんと出した上で)で、任せとくよ、必要な情報は聞いてくれれば答えます、が本当の意味でやり取りできる信頼が得られたら、後は楽です。
楽です、というと語弊があるかもですが、ほんとにストレスのない仕事は、この状態なんだと思います。
そのスタートは挨拶と声色。
だから、新人や後輩には、挨拶はちゃんとしろ、と教えてます。
こんなに誰でもできるようになるもので、やらないデメリットは沢山あるのに、やったらメリットばかりでデメリットないツールってないよと。
挨拶しないと馬鹿になる?
尊敬する西野さんのVoicyで、挨拶について話してくれてるのがあって、これがまた、そうそう、それが言いたかった事なんですで凄いのです。
YouTube側にも切り貼りされてますが、Voicy好きなので敢えてこちらを貼っておきます。
挨拶しない奴は馬鹿
これだけだとまるで上下関係に厳しいだけの人に聞こえますが、ここに説得力ある理論が加わって、そこに難しい言葉が一つもないのが西野亮廣さんの凄いとこだと思ってます。
難しくて大事なことを、簡単な言葉で簡単なことのように話してくれるのが尊敬です。無料の方でも情報は得られるとは思いますけど、ビジネス的な話じゃないところにも、凄い分かりやすい思想の上に乗った積み重ねが感じられるので、流れるようにサロンの紹介も貼っておきます。
さて、何で挨拶しないと馬鹿なのかですけど。
これは凄く頷けて、学生の時から、挨拶って大事だよねと。
そして、挨拶をするとしないで、ビジネスじゃないところでも何が変わるかというと、関わる人の多さが違うと。
大体、周りの席に挨拶とかから始まりますものね。ネットの中でもそうかも、面白いなと思ってスキしたり、コメントしたり、フォローしたりすら。
で、関わる人が少ないと、インプットが減ります。正確にいうと、インプットしようと思うものが自分の中から出てきたものなので、もしかしたら深くはなるかもしれないけど、広がりはない。
だから、挨拶してせめて挨拶に返すこともできないまま、年を重ねていったと言うことは、インプット量が少なくて、広がりのない人間なんじゃないか、みたいな話です。
例外はもちろん沢山あると思いますよ。
でも、本当に、なるほどなぁと思ったんですよね。
後は、このTEDの動画でも伝え方が、話をされている方の伝え方も凄くうまくて、より、大事だなぁが加速するかと思います。
さいごに
こんな感じで、挨拶って大事だよねと言う話を研修や社内のメルマガで書いてます。
役に立つより意味がある、が尊ばれている中ではありますが、少しはふーん、とお役に立てたら嬉しいです。
尊敬する一人であるけんすうさんは、こんな風に書いています。これまた勉強になります。
ブログもラジオも、サロンの文章を見ていると、凄く読みやすくて聴きやすいので、コミュニケーション得意じゃないのが信じられないのですが。
後、同じように尾原さんのサロンも面白いのですが、尾原さんって絵文字を開発した方の一人なのですね。
絵文字も、LINEのスタンプも、挨拶苦手でもいい感じに送れるので、こんなに流行ってるのかなぁとも思いました。
こちらも月額980円であり得ないほど面白いのでご紹介
出されてる本も面白くてオススメです。
最後は入ってるサロンの紹介を貼り付けただけになった気もしますが、ここまで読んでくださってありがとうございました!
スキしてくれると、通知来て、やった嬉しいなぁとなるので、良ければお願いします。