フィードバック

「ねぇパパ！今日組手の練習で一回も勝てなかったんだけど○○(選手コースの上手い同級生)に上段蹴り決められたんだよ❗️結局最後、判定負けしたけど」
※空手はルールもよく知らんけど、通常の突きは1点上段蹴りは3〜4点。上段蹴りはすげえ。


仕事帰りの自分と、寝る前の長男。

「そっか。○○から上段蹴り取れたんだね。
ねぇ、フィードバックって知ってる？」
長男ポカン😮

「じゃあ、何のために空手やってると思う？」
「うーん……。
自分が前の自分より成長するため？」
(以前、勝つためにやってるんじゃないよねって言った話を覚えてた✨)

「うん。相手を倒すためじゃなくて、自分が成長するために空手をやってるとパパは思ってる。
その時に、目標と今の自分のズレを教えてくれることをフィードバックって呼ぶ。
今日少なくとも2つ、○○からフィードバックもらってるんじゃないかな。
ひとつは○○に上段蹴りを決められるほど自分が上達してること。(目標と今とのズレが少なくなってる)
もう一つは、それなのに負けるほどまだ自分に足りないところがあること。」

「そう言えば、避けるのが上手くできなかったんだよなー。」

「上手く避けれなかった。
いまよりさらに良くなるために、どうしたらいいんだろう、って考えるよね。
パパもいつも考えてる。
(長男)の得意な"工夫する"ことをいつも考えてる。
ずっとずっとその繰り返し。
大人になってからもずっと使う大事なことを空手から学んでる。
今日は上達があったんだね！」
「うん。お休みー！」

どれだけ伝わったんだろう。
でも最後まで聞いてくれて嬉しい。
自分は人の説教をこんなふうにふーん、って最後まで聞けてたっけ？っていうフィードバックを息子からいただいてる🙌🙌