footcaregiverBASIC講座修了生第1号の誕生
footcaregiverBASC講座。オンラインでの講義4日間を終え、仙台会場では10/28・29の2日間実技演習が行われました。
北海道と宮城からの受講生。普段は介護業所に勤務しているおふたり。講義を終えてから早速職場の足拭きマットを変えるなどの視点やシステムの切り替えを行なっているということで嬉しく思いました。
実技演習では講師による各工程ごとのデモンストレーション。そして、使用する道具の使用する目的や使い方を説明。初めて使うニッパーになれるために初めは模型にて練習。慣れてきたら受講生同士での演習。そして足を貸してくださる一般の方
3名に対して実技の演習をいたします。
普段、利用されている高齢者の方には足浴をすることがあっても自分は足浴を体験したことがないという受講生もいました。バスタオルの下には身近にあるものを使って保温効果を高める配慮をしています。足浴を終えた受講生からは「意外に温まる」「心地良い」という声も。
高齢者施設や病院では毎日入浴することができません。身体の中で一番汗腺の多い部位=足。それなのに毎日お風呂で清潔を保つことができません。皮膚の清潔を保てないことで起こりうる足部の皮膚のトラブルもありますし看護覚え書(フロレンス・ナイチンゲール)にはゾクっとすることが記されています。
受講生の中には介護事業所の管理者もいらっしゃり、少人数の利用者さんということで入浴日以外に足浴ができるように、こちらも見直しを行なっていくという声を聞くこともできました。
この学びで終わるのではなく受講後も自ら学びを深め、そしてお勤めの勤務先の高齢者にも実践をしていってもらうことで高齢者の笑顔がより増えていけばと思っています。手技は手を動かした分、確実に身についていきますので焦らずに練習を重ねていただければと思います。BASIC講座修了生には受講後半年以内フォローアップ講座がありますので、こちらもご活用ください。(90分1回無料・仙台会場若しくはオンライン。希望者のみ。)
暖かな仙台の受講生に恵まれスタートを切ることができました。11月は熊本、福島、群馬に伺います。次回のBASIC講座は2024年。複数回開講していきます。詳細につきましては暫しお待ちください。
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