イタリアと日本の文化の違いを語る前に述べておきたい「本音」
こんにちは!たつきです。
イタリアにいる時よりも正直日本にいるときの方が太っているたつきです。
だって日本色々あるし。
そんなことは置いておいて今回はお題募集で頂いた、日本とイタリアの価値観の違いについてです!
ですが、今回はその文化の違いを語るにあたってその前に述べておきたい僕のスタンスだったりの本音を述べておきたいと思います。
本編はこの次の記事でお届けします!
1.|本題の前に僕の正直な感覚
本題に入る前に、価値観の違いの部分や、そしてこのような留学記事を書くに当たっていくつか僕の「本音」を前提として書き記しておきたいと思います。
まず文化の違いについてですが、正直分かりません。多分他の人ほど敏感でないです。
おいおいどゆことやねん。と思う人が多いと思いますので説明します。
一般的な留学と言うのは、「何かのキッカケ」から始まり、異国の地について何かに取り組む傍ら、文化の違いを実感するという物が多いと思います。
この点において僕が他と異なっている部分が二点あります。
それは
1に関しては大陸は違えど既に、中国にて三年間の海外生活経験があった為、海外に来て何かに驚く・衝撃を受けるという事はほぼありませんでした。日本と切り離して考えるという事に慣れているからだと思います。
2は特にこの文化の違いに関して大きいです。
僕自身小さい時から、特に中国での生活を通して自分は海外の方が性格的に合っていると感じており、それが海外に住もうと思った最初のキッカケでした。
そして、いざイタリアに来てみるとその仮説は正しく、正直日本より生活しやすいです。
価値観的にも同じではないですが比較的イタリアの方が近いのではないかなと感じます。
つまり、価値観が近いが故に不快や疑問に感じる部分が少ない、よって日本との違いに気づく事が少ないんですよね。心地良いものって要するに意識する必要がないので、意外と自覚できないものだなと感じました。
そのためカルチャーショックのような経験もなく、ホームシックもなく、あ!ここ日本と違う!と気づく事が少ないです。
しかし、その中でも意識できていないことを意識しようとすることも大事な事だと思うので今回のテーマを書くことに決めました。
2.|留学に関する発信のスタンス
二つ目の「本音」ですが、近年SNSの発達により留学先での日本との違い等を積極的に発信されている人も多いと思います。
このことによって留学を身近に感じた人もいると思うので、良い事だなと思います。
しかし、個人的にこのような文化の違いに関する発信を見て思う事もあります。それは
1.に関してですが、留学者の発信で多いと感じるのが、この国はこうなっていてすごく良い!日本にはない!等の、日本ではない、できない、されていない。けど留学先ではできているというような、留学先が日本に対して勝っている部分の発信が多い事です。
僕自身は「留学」そのものが近年過大評価されていると感じています。
その中には海外至上主義あるいは日本劣等主義(言葉としては間違ってると思うけど伝わる?笑)のようなものもあると思います。
イタリアにも悪い部分はあるし、日本にも良いところはあり、それはその人によって程度も物も大きく変わるものです。
今回僕も記事を書きますが、あくまで僕の書くことが実態ではなく僕から見える範囲の一部分であると考えてほしいです。
2にもつながりますが。留学先での感じ方などは結局人によって全然変わります。
人間関係と同じようなもので、AさんはBさんからはめっちゃ良い人!と言われてもCさんからはちょっと嫌な人だよね見たいなことはあると思いますが、それと同じです。
その国が合う人もいれば、合わない人もいます。
ようするに端的にまとめると、日本と海外。どちらが「良い」かはその人によって異なるもので、海外の方が優れている。だからこそ留学は凄いとか、留学している人が凄いというのは少し違うのではと感じています。
ですので、僕もイタリアの事を発信するときはイタリアはこんなに良くて二本なんかより全然良いよ!みんな留学した方が良い!というような発信んあらないように気を付けたいと思っています。
特に、日本人で日本の文化に肯定的でない人は多いかと思うので、今回発信しようとしている「文化の違いに」については意識して書きたいと思っています。
3.|過大評価
既に述べましたが、留学という物が近年過大評価されているように感じます。
留学をしただけ、つまり国を移動しただけで少しポイントになる。評価が高くなるというようなことは僕の周りでも多いし、僕自身もその恩恵を受けている立場になります。
留学した人が全員凄いのか?日本にいると凄くなれないのか?決してそんなことはないと思います。日本にいても凄い人は凄いし、留学してもそうでない人ももちろんいます。
その人を評価するに当たって「留学経験」というのは全くの無意味だと僕は考えています。
結局何かしらの経験を経て、どう成長したか、何を得たのか、今何ができるのかが大切なわけで、どこに行ったか・いたか・何を経験したかは重要でないと考えています。
しかし、現状ではどこに行ったかで評価される場面も多いです。
これに関しては、海外で成功を収めた日本人を日本が過度に取り扱う傾向だったり様々な事が影響してこのような認識が作りだされていると感じます。
まとめると、「留学した人」を無意識に凄い人と評価を上げることが少なくなれば良いなと思います。
島国という事もあって、海外に憧れもあると思いますが、何かをする、成長することにおいて海外か日本かという部分は重要ではなく、個人によってどちらが最適か変わります。
僕はイタリアの方が適しているだけで、他の人は日本の方が良いかもしれません。僕が野球を続けていたら日本にいたかもしれないし。
最後に次回の本編の前に皆さんにお伝えしたい事は、僕はイタリアはこんな文化があって日本よりも良いところだよ!みんな海外に来なよ!という発信をするつもりはありません。
ものすごくシンプルに、ある意味冷めた目線でイタリアってこんな感じなんだ、ここは好きかも、これは嫌だな~と変に「日本より優れている」という認識を持たずに見ていただければと思います。
その結果、私は日本の方がベストだな、僕はイタリアが自分には合ってそうだか留学してみるのもありかも等考えていただければと思います。
本音という事もあり長くなってしまいましたが以上です!
色々書きましたが、もちろん留学を考えている人には相談等力になれる事があれば力になりますし、イタリアに関する質問等も大歓迎ですのでよろしくお願いします!
次回の両国での文化の違いはもっとコンパクトになるのでご安心ください笑
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