フットボールチード

メキシコサッカーの魅力を文字にしてみたいと思い、始めました。 現地の記事、映像、選手を紹介しています。

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日本と関わりもある⁉ クラブ・レオン

メキシコには日本人が非常に多い。 自動車関連などの日系企業のメキシコ進出が大きく影響しているという。 その中で、日本人が特に多いとされているのが、グアナファト州。 メキシコ中部にある州都のグアナファト市の街並みは非常にカラフルで、市街地全体が世界遺産に登録されている。ディズニー映画「リメンバー・ミー」の舞台としても有名で、メキシコを代表とする都市の1つだ。 そんなグアナファト市中心部から車で1時間、州内最大都市レオン市がある。この街を中心に日本人在住者が多い。人口約170万

    • モンテレイ、レオン、パチューカ 25年クラブW杯出場チームの現在地

      2025年、アメリカでクラブW杯が開催される。 出場チームが増え、規模が大きくなることで、より注目度が高くなるであろう今大会。 日本からは浦和レッズが出場することもあり、関心がある人も多いのではないだろうか。 その浦和レッズは、今季J1リーグ14位と苦戦を強いられている。 スコルジャ氏の下、いち早くレッズらしい戦いを取り戻したいところだろう。 そのスコルジャ監督は就任にあたり、 コメントの中に「クラブW杯」というワードを入れるなど、大舞台を意識したチーム作りが進められると思

      • 生まれ変わるメキシコ代表

        10月のメキシコ代表は、強化試合を2試合行う。 その2試合を戦うメンバーが先日発表された。 2022年W杯以降、世代交代が大きなテーマとなっているメキシコ代表。 アギーレ氏が監督に就任して2度目となった今回の招集メンバーは、名将の ”色” が見られたと言えるものとなった。 今回はその代表メンバーについて、現地メディアとサッカーファンの声の反応と共に、深掘りしてみた。 レジェンドの復帰今回の招集で最も大きなニュースとなったのは、レジェンドたちの代表復帰だ。 前回までは、東京

        • 苦境打破へ クラブ・レオン、試練の時

          創設80周年のクラブが苦しんでいる。 メキシコ中部グアナファト州レオン市に本拠地を構えるクラブ・レオン。 昨年、クラブW杯で浦和レッズとも対戦した、メキシコ国内屈指の名門クラブだ。 クラブの節目の年となる今シーズン。ここまで、リーグ戦、リーグスカップ(MLSとのカップ戦)計10試合で勝ちがない。今シーズン未だに勝ちがないのは、国内1部クラブでレオンのみとなった。 今、名門クラブに何が起きているのか、クラブの状況を分析してみた。 特徴的な戦力構成 レオンは、長い歴史を持つ名

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          クラブ創設5年目の挑戦

          メキシコ北西部の港町に、創設5年目のサッカークラブがある。 その名も、マサトランFC。 あまり聞き馴染みのないクラブだろう。 メキシコリーガMX1部の中で、最も歴史の浅いこのクラブは、創設以来、14位、13位、13位、12位、14位、18位、10位、14位とリギージャ(プレーオフ)の参戦経験はない。(リギージャの出場権を争うプレーオフには出場しているが、本戦には出場していない) そのクラブが、先日のリーグスカップで大躍進を遂げた。 同じメキシコのクラブだけでなく、MLS

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          独走態勢へ クルス・アスル大暴れ

          "Una goleada sin piedad de la máquina"「容赦ないゴールラッシュ」 "Propina la máquina un baile al becampeón América"「王者アメリカにダンスを披露」 現地メディアは揃って、クルス・アスルを称賛した。 リーガMX第6節 クルス・アスル対クラブ・アメリカの試合。 昨シーズンの決勝戦の組み合わせに、今節1番の注目が集まった。 アメリカ先制するも… 試合は、序盤に動いた。 先制したのは、ア

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          ヨーロッパだけじゃない!メキシコとアメリカサッカーの可能性

          2024シーズンのアペルトゥーラが開幕したリーガMXは、4節を終え、中断期間を迎えた。 リーグ戦が再開するまでの1ヶ月間、メキシコのクラブは、戦いの場をアメリカに移し、MLSクラブとのカップ戦を戦った。 このカップ戦の規模は、リーガMXとMLS の活発な交流を象徴している大会の1つだ。 "si se puede juntar ese potencial es algo que no tiene que envidiar nada a la mejor liga del m

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          メキシコとギリシャの関係性

          メキシコサッカーを見ていると、ギリシャとの関わりが多いことに気づく。 現在、海外移籍が噂されているクルス・アスルのMF アントゥーナの移籍先として挙がっているクラブは、AEKアテネ。プーマスのドリブラー、セサル・ウエルタの海外移籍先の候補の中にも、同じくAEKアテネが挙がっている。 過去にギリシャリーグでプレーしたメキシコ人は9人。現在は、ピネダとピサーロがギリシャでプレーするだけでなく、逆にギリシャ人選手も、メキシコでプレーするなど、年々、両国の関係性が深まっていることが

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          攻撃は最大の防御 パワーアップしたクルス・アスル

          昨シーズンクラウスーラ準優勝のクルス・アスルが、さらなる進化を遂げている。 リーガMXアペラトゥーラ2024第2節、モンテレイ対クルス・アスルの試合。優勝候補同士の対決は、今節の注目カードとなった。 モンテレイは、カナーレスやベルテラメなど能力が高い選手が今年も顕在。開幕戦では、パチューカと激しい攻防を繰り広げた末、勝ち点3を手にした。 それに対しアスルは先日、サンチェスとロモという2人のメキシコ代表選手の獲得を発表。移籍の手続きも完了し、今節から出場が可能となった。 今

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          進化が求められるメキシコサッカー 新シーズン開幕

          コパ・アメリカ敗退から1週間足らず。 新シーズンが幕を開けた。 プレーオフを導入していることもあり、日程上新シーズンまでのオフが短いリーガMX。(ただし、8月はMLSとの大会のためリーグ戦は中断する。) そのため、代表選手や移籍濃厚な選手を欠く中での開幕戦となり、昨シーズンの積み上げがより重要なポイントとなる。 また、アペラトゥーラは前期戦であるため、全部で17節。8月の中断期間までの4試合で良いスタートを切ることが必須だ。 そんな中で、幸先の良いスタートを切ったチーム、

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          無念の敗退 メキシコサッカーが抱える課題

          エクアドルとのコパ・アメリカグループステージ第3戦。 この試合も課題の決定力不足に悩まされた。 結果はスコアレスドローで、メキシコのグループステージ敗退が決定。 グループステージの3試合で、わずか1得点、1勝1敗1分けと、期待されていた結果とならず、物足りない大会となった。 現地では、「史上最弱の代表チーム」といった声も。 ワールドカップ出場17回、北中米を代表する強豪国メキシコが「史上最弱」と呼ばれる原因は何なのか。 今回は、メキシコサッカーが置かれている状況や課題を取

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          メキシコ ベネズエラに歴史的敗北

          チャンスを活かせなかった。 この一言に尽きる90分となった。 メキシコが放ったシュートは18本、コーナーキック7本、支配率は62%。 ほとんどの数字でベネズエラを上回った。 足りなかったのは、得点のみ。 メキシコがベネズエラに公式戦で負けたのは、初めてのことだ。 この歴史的敗北を喫した試合を振り返るとともに、選手、現地メディアやファンが現状をどう受け止めているのかをまとめてみた。 決めきれない90分 試合は、立ち上がりからスピーディーな展開となった。 開始早々の1分、ア

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          メキシコ コパ・アメリカ白星発進 

          メキシコのコパ・アメリカ初戦を報じた現地メディアの記事では、“agridulce” 「ほろ苦い」のワードが目立った。 FIFAランキングや戦力では、コパ・アメリカ参加国の中でもトップクラスのメキシコ。その面を見てもグループステージは順当に勝ち上がるだろう見られている。 しかし、勝利はしたものの、初戦から予期せぬ展開となった。 今回は、そんな第1戦ジャマイカ戦の90分間を振り返る。 連動した守備からの攻撃 ジャマイカ戦のスタメン。 メキシコは、大会前のブラジル戦とは違う

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          コパ・アメリカ メキシコ注目選手

          アメリカ大陸ナンバー1を決める大会・コパ・アメリカが日本時間6月21日にアメリカで開幕する。 連覇を狙う世界王者アルゼンチンや、言わずと知れた強豪ブラジル、最多優勝回数を誇るウルグアイなど、激闘が繰り広げられること間違いなしだ。 今回が11回目の参加となるメキシコは、グループBでジャマイカ、ベネズエラ、エクアドルと対戦する。 優勝経験こそないものの、通算5回のベスト4進出を誇り、参加国の中でも強豪と位置付けられることは言うまでもない。 特に、今回のメンバーは2021年の東京

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          決勝の価格は昨年の2倍。賛否両論のチケット値上がり

          メキシコ国内リーグ・リーガMX の2023-24シーズンは、クラブアメリカがクラウス―ラ(後期戦)王者に輝き、幕を閉じた。 全ての戦いを終えて振り返ると、アメリカの強さが際立った今シーズン。 しかし、実際には、シーズン途中にはラジャドス、クルス・アスルなどが首位に立つ時期もあり、北中米チャンピオンを決めるConcacafチャンピオンズカップでは、パチューカがアメリカを下すなど、シーズン中はライバルチームが、アメリカを脅かすことも多かった。 アメリカが圧倒的な強さを持ってい

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          リギージャが創り出すメキシコのサッカー文化

          いよいよ、フィナーレへと向かうメキシコ国内リーグ『リーガMX』。 18チームによる総当たりのリーグ戦、『リギージャ』と呼ばれる1位から8位までのプレーオフを経て、チャンピオンを決める。 今シーズンのクラウス―ラで、決勝に勝ち残ったのはクラブ・アメリカとクルス・アスル。 下剋上も大いにあり得た中で、リーグ戦の上位2チームが今シーズンの締めを飾ることになった。 J1リーグでも導入されたものの一時的であったプレーオフ制度。その他、ヨーロッパリーグなどを見てもプレーオフ制度は極めて

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