23/5/3 練習「チームの功労者」
チーム非公認のサッカー指導者ノート。
4月からコーチをはじめ約2ヶ月が経過。
指導者ノートを書くと決めたものの、早速タイムリーなnoteの更新ができていない。
実は、原文はnotionで書いているものを公開用に編集してこのnoteで綴るオペレーションとしている。
1ヶ月以上遅れての更新にはなるが、転記が思い出すという副次効果にもなり頑張って続けていこうと思う。
良い練習と改善点
good[4年]マーカーを使ったボールタッチやドリブルの練習。自由にボールを扱えるようになるには地味だけど必要な練習だし、うまくできる選手、できない選手ともにポジティブでこまめな声掛けを行った。また、前回アクションである、「顔を上げる」、「ダブルタッチは縦より幅の意識」などできる選手に適切なハードルを設定することができた。
improve[4年]前後の練習のつながり理解させる。例えば三角パスの後に、2対2+フリーマンの練習をしたが、一直線にオフェンス三人が並ぶ場面があり、三角形を作り味方にパスコースの選択肢を与えることへの理解に改善の余地があった。
improve[4年]シュート練習の優先順位は正しい足の場所でボールの真ん中を蹴ること。蹴るよりも、正しく当てる意識を伝える。また、足首を固定する以外は力はいらないので、シュートを強くうつこつが力ではないことを理解させる。
学びと気付き
基礎技術の課題を少しずつ克服したい。止める、蹴る、運ぶの全てにおいてレベルを上げる必要があり、基礎技術を上げることで他のトレーニングへの効果も高めたい。
4年生は要素で見ると光る技術もしくはポテンシャルをもつ選手がいる。
N:トラップが正確
M:左足はドリブルのセンス
個々の良さに気づかせて、やる気や能力を引き出してあげたい。練習の雰囲気作りに課題がある。技術を上げる→サッカーが楽しくなる→練習の雰囲気が良くなる→技術が上がる→….チーム内でこういう選手が半分以上になり、その選手達が残り半分の選手を引っ張り、チーム全体の底上げを後押ししたい。
シュートが強い、ドリブルがうまい=サッカーがうまいと勘違いする傾向あり。成長の可能性が狭くなるので、地味な練習や苦手なことにも取り組めるように声掛けをしていきたい。
先日、4年生の練習試合に帯同して試合を見ることができたので、選手の名前を全員覚えることができた。名前を覚えると、コーチングのタイミングも逸しないので、指導する上で、名前を覚える重要さを改めて感じた。
アクション
下記の選手は個人的に気になる点があるので、注視して声をかけ続けたい。
M:独特な左足でのボールの持ち方をする。右サイドで縦にもカットインもできるドリブル技術を習得させたい。(ベルギーへ行った坂本がお手本か)
N:トラップがうまいけど、おそらく自覚がないので自身がうまいことに気づかせてあげる。トラップの奥深さ(トラップがうまいと次のプレーの選択肢が増える等)を知ってもらう。また、みんなの前でトラップを褒めることで、おろそかになりがちなトラップの大切さに気付かせる。
Y:ドリブルの緩急を習得させる。また、相手を食いつかせるなど駆け引きを習得するとドリブルのスキルがもう1つ上のレベルに上がれる。
Y:(練習試合の空き時間でサイドキックをすぐに習得したので、)蹴り方や体の動かし方をこまめに指導を継続したい。(先日、Yは公式戦のウノゼロの試合でゴールを決めた!)
S&K:とにかく練習熱心。練習の時、コーチが話す時の目が他の選手と明らかに異なる。ひたむきな選手は成長するし、なによりもチームの雰囲気を劇的に上げる、チーム内の功労者であり、良いところをどんどんフィードバックする。