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サッカー教室をはじめる妄想

愛知県で続けてきたサッカー社会人リーグを36歳で引退。

引退後、川崎・東京へと転居し、子どもとサッカーをする時間が圧倒的に増えた。
特にこの1年は、コロナのため、行動範囲を限定したこともあり、天気の良い週末は例外なく近所の河川敷にマーカーを置いて子どもとサッカーしている。

子どもとサッカーをやる度に、必然的にどう子どもに伝えるかという教える側の視点でサッカーを考えるようになった。

そこで、今日は自分がサッカー教室を開くとしたら、どんなコンセプトで何を目指し、子どもに何を期待するか…あくまで妄想で言語化したい。

動機①:社会のため

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まず、動機だ。

私自身、サッカーで自身の人格が形成されており、これまでの人生設計でオフザピッチでもサッカーから受けた影響は非常に大きく、ここにサッカーのすごさを感じている。

公教育は文字通り、公共性や全体効率を確保するのはやむをえないことは私も理解していて、公教育では手の届かない、これからの社会で求められる個を磨くため、画一的教育からの脱却の為自分が何か社会に還元できる方法は間違いなく、自己の人格を形成したサッカーだ。

動機②:自分のため

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もう一つ動機がある。

社会のためというキレイな言葉に偽りはないが、ただただ、私がサッカーが好きで、私の私欲というのが正直なところだ。

いくつになっても、サッカーへの熱意や愛情は衰退しないのだ。

実現したいこと

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では、何を実現したいか?

フロー体験(ゾーン体験)を子どもの時に如何にたくさん経験するかは、今後の子どもの成長の重要なファクターになるので第一は夢中になる体験をさせること。

そして、これと同じくらい大事なのが、サッカーを通じて自律自立ができる人間になって欲しいということ。
言うまでもなく、これまでもこれからも、社会に出たら求められる能力だ。

あとは、たくさん失敗をして、その度に立ち上がるタフでしなやかなメンタルを身に着けて欲しい。

スマホで正解がすぐに見つけられて、学校のテストや受験、会社に入っても失敗への許容度が低いこの社会で、失敗するという経験は非常に重要だ。

サッカーという不確実性の極めて高いスポーツで失敗ミスをたくさんしてもらい、その都度、自分自身をアップデートして進化させる、そんな経験をぜひ子どもには積んで欲しい。

コンセプト

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では、どんなコンセプトにするのか?

これは、これまでの私の子育て経験もふまえ言語化したもの。

上から押しつけてやらせる、教えすぎて子どもの考える機会を奪う、これだけは絶対回避しないといけなくて、あくまで大人は環境や機会の提供最低限のサポートである。

ここは大人の力量が求められる難しいところではあるが、機会を与えて、あとは子どもの自発性を引き出すことが最重要KPIだ。

また、子どもに一定レベルの自由と責任を与えつつ、年齢とともにその範囲を少しずつ広げていくのが私のイメージだ。

と、ここまで私がここ数年考えてきた、理想のサッカー教室像について、エッセンスを凝縮した上で、言語化してみた。

今は親子でのサッカーだけど、この考えは実践に少しずつ移すとともに、きっと自分自身の考え・コンセプトは変わると思うので、今後も随時アップデートしていきたい。


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