23/5/13「真似とアレンジ」
チーム非公認のサッカー指導者ノート。
この日は年長のメインコーチとして練習をオーガナイズ。
練習メニューは他のコーチが使っているものをベースに活用しつつ、選手の人数や自分なりの改善すべきアイデアなども織り交ぜながらメニューを作成。
メインコーチをやると人に伝えて、やる気を引き出し、楽しませるということの難しさがよく分かる。
今更ながら、サッカーをプレーするのと指導するのは全く別物であることを再認識した。
良い練習と改善点
good[年長]難易度を下げたゲーム性の高い練習を意識的に実施した。
improve[5,6年]ゲームの時間とスペース。試合で何を狙うかによってかける時間とコートの広さ人数等かなりの変化の要素があるり、時間やコートの配分は改善できると感じた。
improve[年長]一つの時間が長いと集中力が低下する。反復した動きで神経回路を太くする必要もあるが、長過ぎて動きが惰性になると逆効果。長過ぎず短すぎず、テンポよく飽きさせない工夫が大切。そして、この長過ぎず短すぎないというのは外から見る程容易ではなく、ついつい長くなりがちだ。
学びと気付き
年長は上手になることよりも練習が楽しい、ボールを触るのが楽しい、サッカーが楽しいを如何に体にしめつけるかが大事。技術はその後でよい。というか、楽しむことが内発的動機を引き出し結果的には上達の近道になるから結果的にも良い。ちなみに、内発的動機は私が子育てで最も大事にしていることの1つだ。極端な例だけど、親やコーチガ一方的にやらせる1hの練習より自分の意思で取り組む15分の自主練の方がヒューマンスキル、サッカースキル双方にとって効果的だと思う。
集合の時はカウントして、急がせる。工夫が大事。これは別のコーチがやってたことの真似だけど、よい指導やチップスはどんどん真似るべきだ。
年長は子どもに質問することが効果的。一方的にしゃべるより意識がコーチや練習にむく。この年齢は躊躇もなく表現したがるので、惹き付けには質問して考えさせたり、しゃべらせたりすることが効果的。
練習メニューを他のコーチのものを真似つつ、事前のメニュー作成や現場判断で自分なりの加工やアレンジでより良いものにする。そして、それをまた別のコーチに取り入れてもらう。コーチの指導のレベルアップはこういう循環が大事。