うまい選手と強い選手
今日は一年生&年長さんの混合チームで練習試合(*)を引率。
(*)8人制サッカーではなくフニーニョという3人制のサッカー。
うちのチームは1年&年長19人を5チームに編成して出場。
その中で感じた強さについて綴る。
サッカーのうまいと強いは意味が異なる。
「強い」の定義は色々だけど、私の定義は『どんな時も自分のパフォーマンスを発揮できる子』これが私の強い選手の定義だ。
今日のフニーニョは1年が2~3人、年長を1~3人でチームを5チームに編成するとともに、各チームの一年生をキャプテンとして任命し、試合中のコーチング等をリードさせた。
ところが、今日の試合、途中で試合に勝てずに試合中に号泣する1年生、キャプテンが続出。
元々、負けず嫌いで個性や主張の強い選手が多い1年生はおそらく試合に負けることが相当悔しかったのか、大半が号泣していた。
ちなみに悔しくて泣くこと自体は別に問題とは思わない。
大事なのは悔しさを力に変えて、パフォーマンスを高められるかどうかだと思う。
全チーム、全員の選手を見られたわけではないが、少なくとも私が見ていた範囲においては、悔し泣きを力に転換できている選手は少なかった。
サッカーとは、能力を高める練習に着目しがちであるが、蓄えた能力を試合で発揮すること、更には負けている試合、劣勢の試合、強い相手とのマッチアップなどこういう時に力を発揮できるかが良い選手か否かの一つのポイントだ。
最初、なかなか勝てなかったり、相手の執拗なプレスやチームメイトのプレーにいらいらしたり等多数見られたが、気持ちを切り替え、キャプテンシーを発揮してくれた1年生がいたのも事実だ。
うまいだけではなく、同じくらい重要な強い選手も今後どんどんでてきてくれることを切に願うし、コーチとしてそのきっかけをたくさん作ってあげたいと思う。
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