トレーニングを伝える際にはどこを太字にするかを考える。
本日は『トレーニングを伝える際にはどこを太字にするかを考える』というテーマでお送りします。
どんなトレーニングにもコートの広さやマーカーの配置場所などの
"メニュー設定のオーガナイズ"
そして、
"トレーニングのルール"
"上達するためのポイント"
この3つが存在します。
オーガナイズとルールは本や動画ですぐに見つけることができるので指導経験がない方でも同じトレーニングを行うことは簡単です。
しかし、トレーニングの効果を100%引き出すためには、そのポイントを指導者が理解して子どもたちに正しく伝える必要があります。
1つのトレーニングメニューにポイントは1つしかない訳ではありませんので、思いつくもの全てを伝える指導者がいるのですが、子どもたちからするといきなり10個言われても混乱するばかりで何をしていいのかわからなくなります。
そこで必要なのは、指導者自身がトレーニングの本質を理解して何を伝えることが大事なのかを感じ取り、いま伝えるべきことだけを太字にするということが大切です!
勉強しようと買った参考書が太字だらけだったらどうでしょうか?
何が大事な箇所なのか分かりませんよね?
たまに太字で書かれているからこそ目に留まり記憶に残るのです。
トレーニングの本質を理解せずにただ見よう見真似で指導しても、太字だらけのコーチングになってしまい、子どもたちが何を意識しないといけないのか分かりづらいトレーニングになってしまいます。
今日はこのメニューをしようと決めた際には「このフレーズだけは必ず言おう!」デモンストレーションで「この動きだけは見せなければいけない!」というものを事前に決めておくと子どもたちに伝わりやすい指導ができるようになるかなと思います。
というわけで本日は『トレーニングを伝える際にはどこを太字にするか考える』というテーマでお送りしました。
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