エコロジカルアプローチのトレーニングアイディア⑥
どうも、Football Questの木下です。
今回は岐阜で指導をされている横山さんからトレーニングのアイディアを頂きました。
❶4vs4
対象:U9
サイズ:フットサルコート(調整)
分類:制約主導アプローチ(ダイバージェントディスカバリー)、スモールサイドゲーム
制約:3タッチ以下でのプレー→エリアでのタッチ制限(フリータッチエリア、3タッチエリア)
こちらを実践したみたところ
ゲーム開始時は比較的広がっていたが、ボールに寄り出した。
タッチ制限によりボールが落ち着かないゲームになり、ドリブルができないのでやりにくい・つまらないと声が上がる。
その後、エリアによってタッチ数の制約を緩和してみたところ
3タッチ以内でフリータッチエリアに移動してドリブル突破を試みる。
たまたま1人がフリータッチエリアでパスを受けたら何人かがフリータッチエリアでボールを受ければやりやすくなると何人かが気づいた。
するとお互いにフリータッチエリアに広がる選手が出てきた。
その後は色々な現象が見られた。
フリータッチエリアにパスを通されたら守備側はいち早く相手の前に立つ
守備側はフリータッチエリアを意識しすぎて、中央からの突破を許す
攻撃側はフリータッチで突破を試みたらゴール前に入ってくるようになった
3タッチエリアからの攻撃の方が得点に結びついていた
とのことでした。
一連の流れから選手達に探索行為がたくさんあったことがよくわかりますね!
選手達は自分たちでゲームの重要なポイントを見極め自分のアイディアをトライしている様子が思い浮かびました。
このように選手の頭の中を観察してどのような制約が今学習が進むのかというのをデザインしていきたいですね!
横山さんありがとうございました!
アイディアがある方は引き続きご連絡お待ちしております。(笑)
皆さんで探求していきましょう!