ペタンクに参加した話
U13の希望者でヨコハマさわやかスポーツのペタンクに参加した話をしようと思う。
我々のU13は前日に後期のリーグ戦の大事な初戦に敗退し、自分たちの力のなさを選手・スタッフ共に反省した時間を過ごした。
絶対に勝たないといけなかった試合に負けたが、翌日のペタンクには楽しく参加させていただいた。
僕が自分の中でも大事にしている言葉の一つに
「フットボールをしているなら、前日に起きたことを反省するのはその日までで、頭の中を洗濯し、次の日に向かわないといけない」という言葉がある。
ケルンのスポーツ大学で大学の講師で元プロのコーチをされていた方の言葉で響いたものだ。
フットボールをしていれば、本当に様々なことが起こる。良いこともあれば、良くないことも起き、時にはお互いぶつかることもあるけど、「次の日には引きずらない」「謝る」「許す」ということでリカバリーし続けれる人しか続けていけないんだということを教わり、有難く自分のものになったら良いなと思っている。
競技スポーツという意味合いで参加したわけではないこのスポーツを前に選手に話したことは、短くまとめると「スポーツは遊びであること。勝ち負け以上に、これをきっかけに何か話したり、お互いが交流できることが大事であること」である。
どこにつながるかというと、プロになりたいという目標を持つ子たちにとって「スポーツを通して仲良くなり、応援してもらえるような人になる」というとこである。この人と対戦でして良かったと思ってもらえることが大事で、ただ自分が好きでやっているだけで終わってもらいたくないというのが僕の願いである。
実際に参加して、様々な年齢の方と交流する彼らを見て、試合にはたいして勝ててないけど、方向は合ってるなと思えた。
みんな楽しそうにやっていたし、その中で色々なものを感じでもらえたら良いと思う。
サッカーの上手い上手くないで人生は決まらない。
我々のクラブに興味を持ってくれるのであれば、サッカーだけガチガチにやって強豪校に行ってとか海外行ってとかではないというのが伝わったら幸いである。
僕自身、土日があるのであれば、両日サッカーがある日もあれば、片方しかなくて家族の時間を過ごす週があった方が良いと思っている。
サッカーだけする以上に成長すると僕は思っている。
もしかすると僕がバトンを持っている時に彼らはサッカーのいわゆる成功は手にいれることはないかもしれない。
でも、こういう様々な経験が将来を豊かにすると思う。
僕は水を与える役割だと思っている。収穫するのは別の人。
僕は餅をつく役割の人。食べるのは別の人。
それでいいと思っているし、それこそが僕の今この年代を教えるということにおけるプロフェッショナルかなと。
気がついたら白熱した試合で対戦した方に応援されている姿が見れた。
もちろん、まだまだ成長しないといけないし、これが終点ではない。
こういうものをコツコツずっと続けていき、間違えたら修正していく。
繰り返し繰り返しやり続ける。
誰が見てようがが見てなかろうが。
素敵な1日になった。
読んでくれてありがとうございます。
皆様にも素敵な1日が訪れることを願っています。