このnoteについて
現代フットボールと4人の監督
クライフ、ペップ、アンチェロッティ、クロップ。現代フットボールを語る上で重要な4人の監督かと思う。
4局面+1と書きたいテーマ
フットボールは4局面+1と言われ、攻撃、守備、攻撃→守備(ボールロスト)、守備→攻撃(ボール奪取)と分けて考えることが多い(+1はセットプレー)。FIFAが作成したカタールワールドカップ ドイツ戦のレポートを示す。FIFAでは保持と非保持の2つに分けて考えている。これを参考に保持で5テーマ、非保持で3テーマで書いていこうと思う。ただし、リージョの言うように実際はシームレスであることを注意したい。
保持→ビルドアップ、フィニッシュ、ロングボール、カウンターアタック、セットプレー
非保持→ハイプレス、ミドルブロック(ローブロック)、ゲーゲンプレス(リトリート)
保持(攻撃)のプレー局面をエリア別に作成してみた。左から右への攻撃とした。非保持(守備)のアクションによって状況が変わるので、あくまでもざっくりとした基準である。
青枠 :ビルドアップ
赤枠 :フィニッシュ
緑エリア:ロングボールと擬似カウンター
黄エリア:カウンターアタック
白枠 :セットプレー
参考文献
本
1.ヨハン・クライフ サッカー論
基本的な技術や個人戦術、ポジション別にどうプレーすべきかについて書かれている。よくまとまっていて、分かりやすい。
2.ペップ・グアルディオラ キミにすべてを語ろう
バイエルン時代の密着インタビュー本。著者の妄想が少ないので、良書だと思う。ペップ自身が書いた本はない。
3.アンチェロッティの完全戦術論
自伝。タイトル通り戦術について書かれているが、監督はどうあるべきかという指導者向けの本でもある。
4.ドイツサッカーのディフェンス戦術
松田浩さんの本でゾーンディフェンスに触れた後に読むと理解が深まる。