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◇幹事を引き受けるワケ⑥ ~ きょうこ様の躾 ~

カラオケ店という空間はオープンでありながら閉鎖的な一面も持ち合わせている。各々の部屋は歌を歌うことで騒がしいし、店員も何か注文しなければ入ってこないというある意味こういったプレイにはぴったりなのだ。

まあや様のパンプスで散々弄ばれた後のこれからはいったいどんなことをされるのだろうか?

それは彼女たちの気分次第で、私の知る由もない。

まだ部屋が暗かったことがありがたいのかもしれない。嘲笑うかのような表情で惨めな思いをしなくて済むからだ。

ゆみか「きょうこさんが一番こいつにムカついてるでしょ?自分の後輩がこんな変態だったなんて」

まあや「さっきの先輩のお腹への踏みつけ、なかなか感情がこもっていましたよ。」

きょうこ「そうね~。さっきの飲み会でゆみかちゃんからLINEが届いた時はは?って正直思ったけど、今はそうでもないかも」

ゆみか「えー、そうなんですか」

きょうこ「だってね~」

その言葉を最後にちょっとした沈黙の時間ができた。きょうこ様はどんな後輩であろうと私のことを許してくれるのだろうか。

そんな淡い期待を抱きながら、上着はなんとか着て帰ることができる状態だな。などと隙を見せていたその時、背中に激痛が走った。

きょうこ「だって、今後ストレス解消するための道具が手に入ったんだものね」

ゆみか「うわぁ~、痛そう~」

ゆみか様の言葉通り、背骨が折れるかと思うくらいのかかと落としが背中の中心部分を襲った。痛みに涙が出そうなのをこらえていると、

きょうこ「いつまで床に寝っ転がってんの?」

ソファに座り脚を組んでいたきょうこ様が悶える私を見下ろしていた。

きょうこ「さっさと私の靴底をきれいにしなさいよ!」

私はその迫力のある声を聞き、痛みをこらえながらノロノロときょうこ様の足下に正座した。そして組んである方の足の靴底に舌を這わせようとした。

今度はその足が私の顔面を踏みつけた。床と靴底の間で頬がこすりつけられ擦り切れるように痛む。

きょうこ「私の指示に返事もできないんだね。新入社員からやり直した方がいいんじゃない」

まあや「せんぱ~い。私でも返事くらいできますよ。何年社会人やってるんですか?」

バカにしたような声を出すまあや様の声に胸が締め付けられるような思いをしたが、この状況をどうすることもできない自分がいた。

まあや「でも先輩。、顔はあまりやらない方がいいですよ。跡が残ったら面倒ですから」

きょうこ「確かにそうね。さすがまあやちゃん、詳しい」

ゆみか「それにしてもきょうこさん迫力ありますね~。本気で私ビビっちゃいそうです」

きょうこ「今までの経緯があるから余計に力が入っちゃった」

そう言うときょうこ様は頬の上の靴底を離し、再びきれいに足を組んだ。

わたし「申し訳ありません。きょうこ様」

そして、床に這いつくばり床を靴底の間に舌を潜り込ませるようにしてきょうこ様の靴裏を舐め始めた。

まあや様がその様子をスマホで終始撮影していたが、その様子はSNSに投稿されるのだろうか?それとも。。。

そんなことを考えながらきょうこ様の左右の靴底、ヒールを丁寧に舐め進めた。

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