質問箱への回答 2020/07/04 - 「陽口」と「正面口」を心掛けよう
こちらこそありがとうございます!そう言っていただけて僕も嬉しいです。少し長くなりますが、経験談を踏まえてお伝えしますね。
会社員時代、職場の催しには基本的に参加していましたが、ご質問のような雰囲気の場は仕事・プライベートを問わず僕も得意ではありませんね。。
このような悩みに対して、僕は今でも普段から「陰口(本人が居ない場での悪口)」「正面口」「陽口(ひなたくち)」の三つをはっきりと分けて意識するようにしています。
まず「陰口」については、自分では絶対に言わない。そしてその代わりに「正面口」というのを意識しています。
この「正面口」というのは僕の造語なのですが、「何か感じたことがあったら、まず最初に正面から本人に直接言う」という意味合いで使っています。
これはなかなか難しいかもしれないですが、普段からそうしておくと、仮にその人の陰口で盛り上がっている場に居合わせてしまい、かつ自分も何か言わなくてはならない状況になったとき、「このあいだ本人には直接言ったんだけどね」という切り出しで、その話題に一旦は話を重ねることができ(※)、話題に反応しないことでの組織内でのつまはじきを避けることができます。
※勿論その内容は本人にも伝え済みなので、完全な「陰口」にはならないという効果があります(もし万が一、心ない人がそれを告げ口したとしても、「あぁこの前、直接言われた話ね」となり、受け止められ方が全く変わります:そもそも告げ口をするような人は信用されないですしね)
そして「陽口(ひなたくち)」ですが、これは陰口の反対語で、本人が居ない場所でその人を褒めたり、良い点について話題にすることです。
すると、この話題は「このあいだ〇〇さんが褒めてたよ〜」と自然と本人にも伝わり、間接的に誰かを介して聞くことでその人も嬉しくなる。僕はマネジメント職が長いのですが、普段から本人を直接褒める以外に、このやり方も併せて使っています。
最後にまとめとして、こうした心掛けを少しずつ続けていくと、そのうちに一人、また一人とSNSのDMや個人宛てメールなどで「実は私も今の雰囲気は苦手で…」と、仲間意識をもって感謝の意を伝えてくれる人が現れてきます(これは僕も実際に多く経験しています)
そうなってくると、職場や組織の雰囲気が変わってくる、もしくは、少なくとも自分の味方がいると知っているだけで大きな励みになります。
全ての職場に当てはまる話ではないかもしれませんが、もしよかったら試してみてください(それでも何も変わらず、体調にも影響するということであれば、転職という選択肢をご検討されるのも良いかと思います)
何か変化が起きたら、是非また教えてくださいね。ご無理のない範囲で、一緒にがんばりましょう!
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