シンプルに生きるということ。『死ぬ瞬間の5つの後悔』vol.3【読書感想】
私が今の職場に転職してきて驚いたのは、同僚がみんなおしゃれだったことだ。前の職場でもオシャレさんはいたけど、彼女が好きな服を自分に合うように着ていただけだ。気取らず、自分らしく。そんな中で私は、きちんとしているかとか、トレンドに沿っているかとは関係なく、好きなブランドの服を着ていくことが多かった。決して安くはないのだが、日本のいわゆるおしゃれとは違ったのだ。
だから今の職場に来たときの驚きは、それそれは大きいものだった。みんなが毎日外に出れるようなきちんとした格好をしていて、しかもみんな雑誌に出てくるようだった。ここでは毎日私も完璧でなければいなければならないと思った。期待されているような服を着なきゃ、と。でも、これを実践しようとすると、かなりお金がかかる。ものも増える。これは、「常にシンプルに。」ではないと思った。
この本を読んで、私は私らしくいればいいのだと思った。みんなが同じおしゃれな格好をしていても、私は私が心地よくて、自分を表現していると思う服を着ればいいのだ。そういう時の自分が1番輝いている。そして、自分に合った服を着ることは、シンプルに生きることとつながると思う。自分が好きなものと一緒に生活していれば、気持ちが満足して、いろんなものを買おうと思わなくなる。持ち物も少なくなる。
会社の文化に慣れようと思って、自分のスタイルを変えるべきか悩んだけど、ブロニーの考え方を知って、私はこれでいいのだと思った。
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