ルックバックを見まして

久しぶりにnoteを取り出して
掲題の件についてとりあえず書き出そうと思いました

モヤモヤしてる中で描いてるのでそこはご勘弁を

ひとつ感じたのは
「人間は感情の動物である。衝動を理性で誤魔化しても見えてるわ」でした

主要登場人物の2人は
「創作願望が強く自己承認を満たすためのツールが絵を使ったアウトプットなんだろうな」と考えます。

藤野
漫画創作を斜に構え
「絵なんて見るもので描くもんじゃ無い」

などという積極的な悲鳴をあげつつ
絵を描くことを他人に否定されても続けた
京本の漫画の背景に嫉妬した姿は原初というか根幹に近いと思う
京本に褒められたあとのスキップなどは藤野の承認欲求に対する回答だろういい例

京本
学校新聞をきっかけに前進ストーリーには無いが学校新聞の藤野に触発されアウトプットの機会をえると
まさに水魚と思う
同じパターンで藤野と出会い
読み切りを繰り返し
外の世界を感じて藤野に否定されながらも美大に進む
全ては作中に描かれていた扉がキーワードだったのかもと想像を膨らます

作者少女よ心に従え

彼女達が進むのはそんな理性で縛られない「衝動」だったのだとすら思う

藤野は自身の経歴を否定しながらも京本を助けるために違う世界線を創造した

絵の世界とはネットで立てた絵をパクられてそれこそ命を盗まれた怒りも含めた

「衝動との向き合い方」を作者が一体として見てるようにすら感じる

色んなオマージュ?が垣間見れるがそれも何となく描いた本人の「照れ」を隠してるように感じた

この衝動は
藤野歩と京本 そして藤本タツキ3人の衝動と感じる

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