初夏のアイスコーヒーは酸味で爽やかに(水出しコーヒーのおさらい)
今の時期のアイスコーヒーは、苦味がそれほど強くないものをという記事を以前書きました。
実際、その考えに変わりはないのですが、そればかりだと飽きることがあります。
そんな時には、酸味系の爽やかなアイスコーヒーを試されてはいかがでしょうか?
ほのかな苦みと、爽やかな酸味が、今の季節にバッチリ合います(笑)。
だって、毎日同じコーヒーだと楽しくないでしょ?
コーヒー豆が常温で鮮度を保てるのは、だいたい2〜3週間ほど。
その間に消費できる量であるなら、特別な保存方法は必要ありません。
冷蔵庫に入れて保管すると、コーヒーの炭酸ガスと入れ替わりに、冷蔵庫内の臭気がコーヒーにつきますので、密封容器に入れないとダメです。
冷凍庫に入れる保管だと、ガスの抜けは抑えられますが、冷凍庫臭が豆の表面に染み付いてしまいますので、こちらも密封容器が必須です。
真夏はさすがに冷蔵庫に入れて保管したほうがいいですが、私はほぼ2週間で使い切るように購入量を調整して購入していますので、買った紙袋のままで常温保存です。
飲み比べたらさすがに分かるでしょうが、基本的にはほぼ問題ありません。
今の季節だと、週に300〜400gってところでしょうか?
ほぼ毎日、水出しコーヒーを作っている計算になります(笑)。
水出しコーヒーの豆は重さで測る
水出しコーヒーは、ホットコーヒーに比べて、一度に作る量が多いので、メジャースプーンは使わずに、重さを測って淹れるのが基本です。
メジャースプーンは、その量を体積で測っていますが、コーヒー豆は種類によって水分量が違い、それに伴って比重が異なります。
体積で計量すると、量が多かったり、逆に少なかったりするのです。
特にアイスコーヒー用の豆は焙煎が深いので、水分が飛んでしまっていて、比重が軽くなっています。
そのため、メジャースプーンを使うと、本来使う量よりも少なくなってしまう傾向にあります。
なので、水出しコーヒーの豆を測る場合は、必ず重さを基準にしてください。
マイルド系の酸味が強い豆は、基本的に水分量が多く、アイスコーヒーに使われる豆は、先ほども言ったように水分量が少ないのです。
今日淹れたマイルド系ですが、写真を撮り忘れたので、また撮ろうと思ってますけど、ホント量が倍くらい違います(笑)。
こんなに違うの!?
っていうくらい違います。
(マジで写真撮影しますね(笑))
でも逆に、水を入れた後の膨れ具合は、全くの逆になります。
それがちょっと面白いところでもあるんですが(笑)。
(コッチも写真撮影しよッと)
これは一度見てもらったほうが良いですね。
プールに入れる気温になったら水だけでOK
プールに入れる気温になったら、水だけで水出しコーヒーを作っても大丈夫ですが、基本的に『蒸らし』は絶対にしたほうが良いです。
味・香り・コクともに全然違いますからね。
特に真夏に欲しい【キリッとした苦味!】は、最初に蒸らしをして苦味が出やすいようにするのと、していないのとではホントに大きく変わりますよ。
温度の違いを楽しむ
ホットコーヒーと水出しコーヒーでは、同じ豆であっても味が違います。
これは抽出方法の違いによるわけですが、実は同じ水出しコーヒーであっても、味に違いが出るのです。
それは温度の違いによって味が変わるのです。
※ 常温(水出しを終えたままの温度)
※ 冷蔵庫で冷やす
※ 氷で冷やす
私は個人的に、氷で冷やすことを『締める』と言っていますが、本当に味が締まるのです。
上の順で言えば、上に行くほど味がボケた印象を受けます。
逆に下に行くほど味は締まってきます。
一度お試しください。
水出しコーヒー、これからが旬(シーズン)ですが、今年は器具も増えてますので、ますます身近になってきています。
ぜひ一度、お試しいただければと思います。
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