やることの「速さ」について考えてみる。

 皆さんは、何かするとき、さっさと片づけたい方ですか?それとも、ゆっくりでいいから確実に片付ける方ですか?私は、できればさっさと片づけたい・・・けれども、なかなか片付かない中途半端な方です。なかなか片付かない、ということにはいろいろあると思うのですが、最近特に思うのは、「決めつけ」や「思い込み」によることが、障壁になっているなと感じることです。世の中にはいろいろなやり方もあり、人によって順番が違ったりするものです。しかし、どうしたわけか、私の場合はこうだと思ったことについてはなかなか変えることができない、それ以外の方法を考えることもしていないことがほとんどです。だから、自分がやっていないやりかたを見つけたときなどは、「あ、そうか」と腑に落ちるものであれば、すぐにやり方を替えたりもできます。でも、腑に落ちなかったり、自分のやり方が絶対と思い込んでいることについては、見ても見てないふりをしたり、聞かなかったことにしたり、いわゆる「スルーする」というのでしょうか。これまでにやってきたことを覆して違うことをするのはパワーが必要になりますし、それを身に着けるにも時間がかかることでもあります。だから、自分は頭が固いのかな・・・とも、よく思います。でも、やることが「速い」としても「遅い」としても、確実に片付けることができればそれでいいのではないかと、今の自分は思います。昔の自分だったら、「速くないとダメ」と、これも思い込みですがそう考えていました。結局、必要なことは時間に限らず、やるべきことであり、どのくらいの時間がかかるのかも、それ相応の時間がかかるというだけのことですね。

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