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お願いは「価値」が伝わってからにしましょう

🎃🎃🎃HAPPY HALLOWEEN🎃🎃🎃

『映画えんとつ町のプペル』の再上映を見てからというもの、うちの母親がウキウキしっぱなしになっているのを、そっと見守っております。

かとうひろあきです。こんにちは。

全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』の運営をしています。

今日は、「ミーティングタイトルは 『イベントに向けた決起会』よりも『イベントに向けた取材の一部を紹介してホッコリする会』にした方がよかったなぁ」というお話をします。

サポーターの皆様との関わり方を見直そうと思ったので、最近の気づきをしたためます。


サポーターの皆様との関わり方


連日『夢食堂サミット2021』に関する発信をさせて頂いておりますが、昨日は夢食堂のサポーターの方々と一緒に、イベントに向けた決起会を開催させて頂きました😊(凄くいい時間になりました)

当初は飲食店オーナーをはじめとした、飲食業に携わる方々に向けたイベントとして企画しておりましたが、準備を重ねるにつれて、より多くの人たちに参加して頂きたいという思いが強くなりまして。日頃夢食堂を応援してくださっているサポーターの方々を中心にお声かけをしております。

本当は「ボラスタ」や「盛り上げ隊」といった役割をこちらが用意して、共に運営を進めていくような体制を整えられたら良いのですが、ぶっちゃけ今回はオンラインイベントなこともあり、そんなにお頼みすることって多くないんですね。

やってくれると凄く助かるのは、情報発信です。具体的に言うと、SNS発信や、チラシの配布、身の回りの方々へのお声かけなどです。ただ、これを「お願いします」と言っても、正直やる側にとってはそんなに面白みはないですよね……。

それから、イベントの中身がちゃんと分かっていなければ、宣伝しようにもできなかったりすると思います。Facebookを中心に、イベントの中身についても情報共有はしているつもりですが、みんながそれを見るとは限りませんし、もう一押し浸透させたいなと思っているところでした。


サポーターズミーティング


そんなこんなで課題を感じてはいながら、「サポーターの皆様をできるだけ巻き込みたい」という考えは本部的には持っていて、どうすればいいのか分からない状況でした。

イベント事になるとよくあるのは、主催者の号令に集まった人たち(多くの場合ボランティア)でチームを作り、当日に向けてボラスタミーティングを重ねるやり方です。

人数や主催者のリーダーシップ次第で大きく差はありますが、ボラスタの方々に「当事者意識」を持って頂く上では上策なのかなと思います。

できれば、『夢食堂サミット2021』でも、そんな風にボランティアスタッフを募り、みんなで盛り上げていきたいと思っていました。例えば、昨年行われた大嶋さんのオンラインチャリティーイベントでは、ボランティアスタッフだけで数百人規模になっており、結果的に1万人の参加者が集まりました。

そんな青写真を描きつつ、夢食堂もサポーターさんと一緒に盛り上がれないかなと。


サポーター目線になること


とはいえですね、なかなか自分がサポーターの視点に立って考えてみると、いまいちうまくいきそうな感じがしないんですね。

「手伝ってください」「助けてください」とは言っても、ただの「お願い」になってしまう感じがしていて、それは我々としても本意ではない。

自分たちの取り組みや思いに共感してくれた人が、自ら勝手に出番を探し、動いてくれる、という状況が理想だし、それを目指していきたい。

そう思ったときに、お願いをするより先に自分たちがやるべきことはたくさんあります。

それは一言でいうなら、『自分たちの取り組み(夢)に「価値」を感じてもらうこと』だと思ってます。

価値を感じて頂くのが先、お願いは後。

コミュニティ運営においては、価値のない取り組みに人を巻き込んでおいて、「応援できる権利」や「主催者と関われる権利」といった売り文句を押し付けてしまうことは、絶対良くないなぁと身を持って知りました。
#そんなに失敗したわけじゃないけど
#反省は反省


昨日の会は良い時間になりました


昨日は夢食堂のサポーターさんにお声掛けして、「夢食堂サミットに向けた作戦会議」なるものを開きました。

いつもならサポーターの皆さんにアイディア出しをして頂いたり、みんなでディスカッションをしていたところでしたが、今回はテイストを変えて、イベント取材の様子を思い切って公開することにしました。

外部には発信していないものも含めて、昨日集まってくださった方々には一部お見せしています。実際に取材をしている風景であったり、夢チケットを使用している子ども達の様子などを共有させてもらいました。

お試し的にやってみましたが、参加してくださったサポーターさんの反応はいつもより圧倒的に良かったように思います。お店の雰囲気やそこにいる人たちの様子、子ども達が夢チケットを剥がしている様子なんかは、ずっと見ていられるくらいホッコリするんですね。

こうやってちゃんと自分たちの現在地をお見せして、魅力的な部分を伝えながら、あらためて自分たちの志を共有していくことが、重要なんですねぇ。それで価値に感じて頂くことができたら、とても嬉しいです。

読者の皆様には釈迦に説法も甚だしいかと思いましたが、こうして日々学んでおります。

なので、今度からミーティングタイトルは 『イベントに向けた決起会』よりも『イベントに向けた取材の一部を紹介してホッコリする会』にしようかと思います。

ありがとうございました〜!


【追伸】

■夢食堂ではいつでもご寄付をお待ちしております。
寄付額は100円から選んで下さい。
頂いたお金は夢食堂の運営費として、子ども達の笑顔を1ミリでも増やすために使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
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