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本気の想像力を働かせる

11月11日(木)ポッキーの日21:00より、大嶋啓介さんと『夢食堂サミット2021〜事前LIVE〜』を行います!

Facebookライブで見るのもよし、ご希望の方はZOOMに入って頂くのもよしです!テーマはただの雑談になりそうな匂いがプンプンしておりますが、どうぞよろしくです!

ZOOMリンクはFacebookグループにてお伝えいたします〜!!

こんにちは。かとうひろあきです。

全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』の運営をしています。

今日は、「本気の想像力を持っているか?」というテーマでお話ししようと思います。


相手の気持ちを理解できますか?


良好な人間関係を築きあげるためには、まず相手に寄り添うことが大切だといいます。

どんな人間関係も「努力」がないと上手くいかないでしょうし、コミュニケーションにおいて「相手を理解する」がファーストステップなのはすごく納得できます。

『7つの習慣』の五つ目がたしか、「理解されるより、先に理解する」的なことだったような。

通常のコミュニケーションにおいて、相手に寄り添おうとして相槌をうったり、

「なるほど」
「わかるわかる」

と共感を示すのは、素晴らしいことだと思います。

ただ、よくノブさんが伝えてくれるんですけど、「人の気持ちを理解した気になるな」と。(実際はそんな言い方しないです)


子どもの実態は見えにくい


実体験がない自分が、困難にさらされた子ども達の境遇を理解するには、どうしても限りがあると思います。

「子どもの貧困問題」は、実態が見えにくい問題として知られています。子ども達がどんな生活をしていて、何を思い、具体的にどんな場面で困難があるのか、捉えにくいのです。

「だから理解するのは無理」と諦めるつもりはありませんが、今は人から話をきいたり、本を読んだりするなどして情報収集するしかないかなと。

そうしてアンテナを立てていると、壮絶な環境での生活を余儀なくされている子ども達は、全国にたくさんいることが分かってきました。

虐待、ネグレクト、薬物依存、、、

不穏なワードが、子どもを取り巻く問題として必ずついて回ります。

実際の映像なんかを目の当たりにすると、やっぱり全てを理解するのは無理な気がします。


「本気」で想像すること


これもノブさんが伝えてくれるんですけどね、相手の気持ちを理解できないなら尚更、「本気で想像すること」がめちゃめちゃ大切なんだと、思います。

夏休みを終えて、学校で友達と会話する時、周囲は家族と旅行に行った話、野球やサッカーで盛り上がった話、海や山で食べた美味しい料理など、新しい大冒険トークに花を咲かせている。

その中に、自分は毎日あんぱん一つ持ちながら、一人で過ごしていた。そんな子どもの立場になったら、周りの話についていけないんじゃないか?夏休み明けってどんな気持ちなんだろう?

それが自分の子だったらどう思うだろう?

「当事者の立場になって考える」を本気の本気でやってはじめて、ほんの少しだけ実態がイメージできてくるのかなと。

結局は「想像」でしかないので、リアルな目線になっているわけではないのですが、これを働かせないと、「子どものための活動」からどんどん離れていってしまいます。

子ども食堂の課題としてよく指摘されるのが、「やってる側のエゴの押し付けになってませんか?」という問いです。これは至極真っ当な問いで、僕たち実践者は必ず向き合わないといけないところです。

だから、実態が捉えにくい子ども達の暮らしを、1%でも「自分ごと」にするため、「本気の想像力」って大事だよねっていう話でした。


夢食堂サミット2021の準備、進んでます。

より具体的に、取り組みの実態を知っていただける場になるんじゃないかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!


【追伸】

■夢食堂ではいつでもご寄付をお待ちしております。
寄付額は100円から選んで下さい。
頂いたお金は夢食堂の運営費として、子ども達の笑顔を1ミリでも増やすために使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
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