夢食堂サミット2021についてちゃんと説明します
ものすごく食べたくて蒙古タンメンのカップラーメンを買ったのに、買った行為自体に満足してしまって気づいたら2週間放置している、
ひろあきです。こんにちは。
全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』を運営しています。
今日は、そういえば今まで散々11月18日に開催されるイベント『夢食堂サミット2021』の話をしておきながら、このイベントの中身を全く触れて来なかったなぁと思ったので、そこをきちんと説明しようと思います。(ずっと謎だった方すんません)
夢食堂サミット
サミットの中身や趣旨を知っていただくためには、まず最初に「どうして本部がこのイベントを企画したのか」というきっかけの部分をお伝えすれば、大体の必要情報は伝わるんじゃないかと思います。
夢食堂サミットの開催が決定したのは、本部が毎週行っているミーティングのときでした。代表のノブさんは、夢食堂のオーナーさん一人一人と面談をしていて、その報告をしてくれます。その話の中で、オーナーさんの思いや、夢食堂を実施するに至った理由や原体験に触れ、僕たち本部の人間は何度も胸を熱くしてきました。
夢食堂に参加するオーナーさんそれぞれが、熱い思いを持って取り組んで下さっていることが分かったので、それらのお話を一人でも多くの人に伝えていきたいと考えて、イベントの開催を決めた次第です。
プログラムは、こんなイメージ。
■夢食堂サミット全体構成(2時間30分の場合)
テーマ「見せましょう、飲食の底力。」
14:00〜14:10 オープニング
・挨拶、本日の流れ説明
・オープニング映像
・開会宣言
14:10〜15:10 第一部 夢食堂店舗プレゼン(4店舗)
15:10〜15:20 休憩
15:20〜16:15 第二部 パネルディスカッション
16:15〜16:30 エンディング
・総括
・エンディング映像
・最後の挨拶、次回や次のイベント紹介など、締め
どうして今、立ち上がるのか。飲食店だからできる、社会貢献のあり方とは?
知らぬ間に流してしまいますが、これって本当にすごくて、ここ1〜2年間は、飲食業界全体が大打撃を受けてきたわけです。数日前に日経新聞で発表されたデータによると、コロナ禍に閉店した飲食店の数は、なんと4万5千店舗にのぼるそうです。これは、日本の飲食店全体の10%相当だとか。「不要不急」という恐ろしいレッテルと共に、とんでもないダメージを受けていることが、数値としても表れてきました。
そんな中で、夢食堂に参加してくださっている店舗さんは、自店の危機よりも社会貢献に目を向けて、動いておられます。「今やるのかよ……」って冷静に考えると思います。
夢食堂がこの時期に動き出したのは、逆に今だからこそ、困っている人に手を差し伸べないと手遅れになるかもしれないと、ノブさんが決断したからなのですが、飲食店さんの立場でありながら今動き出す姿には、尊敬を通り越した思いにかられます(ノブさんの言葉で言うと、みんな「変態」だそうです)
不要不急と言われていても、飲食店だからこそできる子ども食堂のあり方、社会貢献のあり方があります。夢食堂で言えば、「毎日ご飯を食べさせられる場所の提供」がそれです。毎日のようにお店を開けている飲食店だからこそ、実現可能なモデルです。
そうやって、世間が大変難しい状況になっていても、道を切り拓くどころか、他人のために尽力している店舗さんの思いは、やっぱり熱い。人の心を動かすものだと思っています。
そんなこんなで、今回のイベント目玉の「店舗プレゼンテーション」が決まりました。
第一部 夢食堂店舗プレゼンテーション
今回は、一部と二部に分かれてイベントを進めます。一部は、上に述べた夢食堂店舗によるプレゼンテーションで、二部は、大嶋啓介さんが豪華ゲストをお呼びして行うパネルディスカッションです。
第一部では、夢食堂店舗の中から四店舗がプレゼンターとして代表で登壇します。プレゼンターは既に決まっており、
富山県南砺市「ファニーズキッチン」大河原晴子さん
北海道札幌市「シハチ鮮魚店」大坪友樹さん
東京都品川区「元祖月島もんじゃくぅ旗の台店」友野貴弘さん
大阪府西成区「火の鳥天下茶屋店」竹内秀樹さん
(順不同)
が、発表します。
もしかしたら、オーナーさんが一人で登壇するかもしれません、店舗スタッフさん数名でのプレゼンになるかもしれません。
具体的なプレゼンの形式や内容は、それぞれの店舗で現在作っている最中です。先週、イベント運営チームが各店舗を回って取材を行いました。そこで撮影やヒアリングをすることはできて、プレゼンの方向性やゴールイメージの共有などもできたので、今はプレゼン台本の叩きを、それぞれの店舗さんで作ってもらっています。
既に数店舗では叩きも上がってきており、さらに士気が高まってきているのを感じます。
当日のプレゼンテーションのプログラムは、一店舗につき13分あります。
大体の流れは、
オープニング映像(1分)
プレゼン(11分)
エンディング映像(1分)
計13分
を予定しています。映像制作には、スーパーなスペシャリストまーちゃんとウェイさんがガッツリ動いてくださっています。相当なクオリティに仕上がりそうです!
第二部 パネルディスカッション
第二部では、夢食堂の設立メンバーの一人でもある大嶋啓介さんが、ゲストをお呼びして対談をしていきます。
今回お呼びするゲストは、
・てんつくマンさん(元お笑い芸人・路上詩人・映画監督・講演家など色々、現在は沖縄でマンゴー農園に携わる)
・山崎聡さん(居酒屋甲子園7代目理事長)
・大山峻護さん(元総合格闘家、現在は企業研修講師をしながら、障害を持った子どもの支援をしている)
の御三方です。#ゴージャスやな
大嶋さんを含めたこの4人で、「今だから大人が向き合う子ども達の未来〜これから必要なあり方はなにか〜」をテーマに、対談をして頂きます。
ファシリテーターは大嶋さんですが、全くジャンルの違うこのメンバーが、当日はどんな化学反応を起こすのか、見ものですね。
当日まできちんと準備をしてのぞむ、第一部の店舗プレゼンテーションとは対照的に、このパネルディスカッションはほとんどぶっつけ本番で挑みます。一応、配信状況や大枠の段取りの確認があるので、本番の2時間前にZOOMで集まって打ち合わせをするそうです。(「それ打ち合わせって言わなくないすか?」って聡さんが突っ込んでました)
ぶっつけ本番が功を奏し、見事な対談になるのか、裏目に出てグダグダになるのか(笑) 本番にめっぽう強い4名が集まるので、あまり心配はしていませんが、大嶋さんのファシリテート手腕にも注目ですね。
映像にも注目!
今回は、プレゼンの他にもオープニングとエンディングで映像を差し込む予定になっています。(予定ね)
この映像制作も、まーちゃんとウェイさんが担当してくださっていますが、超過密スケジュールのなかで大忙しに動いてくださっています。(お二人ともお体にはくれぐれも気をつけて)
取材もバッチリやり、イベント全体の構成もガッツリ考えたうえで、映像も作られていきます。個人的にはこの映像の完成形を見るのが楽しみで仕方がない!
オープニングとエンディングそれぞれの映像のストーリー構成については、まだ検討中の部分もありますが、これもダイブ感動のものになりそうなんですよね〜。ちなみに、ファンタジーは一切ありません。今の日本の実態をお伝えしつつ、勇気を届けられるようなものになると思います。(僕が勝手に書いてることなので、制作チームの皆様は気になさらず)
そんなこんなで、夢食堂サミット2021の説明をしてみました。まだまだ伝わりきれてないと思いますが、これからも進捗があり次第どんどん発信していきます。
ありがとうございました〜!
【追伸】
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たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。
■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
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全国の夢食堂一覧:
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