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夢食堂がいらない世界を目指して

#トップの写真は、東京足立区役所のレストラン『食堂ソラノシタ』で実施されている夢食堂のチラシです

左足の肉離れが順調に回復しており、昨日は6割くらいの力でダッシュできて最高に嬉しかったです。

ひろあきです。こんにちは。

今日は、夢食堂のゴールについてお話をします。

タイトルでガッチリ書いてしまったように、夢食堂が目指しているのは「夢食堂が必要なくなること」なんですね。

これは本来、すべての社会貢献活動に通ずることだと思います。

夢食堂の中でも、わりと重要視されている考え方でもありますので、ぜひ読んで頂けたらうれしいです。

もうお伝えすべきことはそれだけなので、ここからは何とか繋いで書いていきます。


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夢食堂は、10年後に参加店舗を2万店舗、サポーター数を100万人まで集めようという目標を掲げています。

来年には1500店舗、サポーター数1万人、といったところです。

ちなみに夢食堂は5月から始まって現在、50店舗が参加しており、1000人のサポーターに集まって頂いています。(本当に感謝です)

ホラ吹きめ!

と思われるかもしれません。

だけど本部は大真面目のど真剣。本当に2万店舗と100万人のサポーターを集められると踏んでいます。

そんな途方もない目標を掲げている夢食堂ではあるのですが、我々のゴールは決して規模拡大ではありません。

夢食堂が無くなることが目標です。


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世の中の社会貢献活動はすべて、何らかの問題を解決に向かわせる取り組みなわけで、決してその団体が利益を得ることが目的ではありません。

非営利団体として活動している所が多いのはそれが理由ですね。

その活動を広めることが目的なのではなく、

大きくすることが目的なのでもなく、

その活動を持続させることが目的なのでもありません。

取り組んでいる社会問題が解消されることが重要です。


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「そんなの当たり前やんけ!」

というお声が聞こえてくるのですが、この至極当然な事を見つめれば、自ずと自分たちの取り組む姿勢のあるべき姿が明確になってきます。

僕たちが目指しているのは、夢食堂が必要ない社会を作ること。

2万店舗にまで増やしたいというのは、決して夢食堂を流行させるのが目的なのではなく、「困っている子ども達が足を運べる場所がそこら中にある」状態を作りたいからなんですね。

「お腹が空いたときに、近くの飲食店に足を運べば、最低限食べさせてもらえる」という状態を当たり前にしていきたいのです。

ちなみに子ども達には感謝を求めることもありません。

何も気づかずに利用してくれたらいいです。

それが大人になれば必ず、僕たちが親に感謝するのと同じように、有り難みに気づくはずですから。


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10年後には2万店舗まで増やしていきたいわけですが、30年後には逆に夢食堂が消えていたらいいなと思います。

それが日本の文化になり、当たり前になっていたらいいなと。

ということで、夢食堂のキャッチフレーズは、

100年先の未来のために〜夢食堂を日本の文化に〜

です。

今日は以上です〜!


【追伸】

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たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いを感動のプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
感動の嵐間違いなしのイベントになりますので、是非遊びに来てください。
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