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オンラインイベントのテクニカルについて

衆院選が幕を開けましたね。

いつも通ってるカフェの店員さんが、いつになく明るい接客をしてくれたので「今日はすごく素敵な接客ですね」と声を掛けようとしたものの、ワンチャン不審な輩と思われそうだったので踏み止まりました。

こんにちは。ひろあきです。

今日は、オンラインイベントのテクニカルについて、お話をしようかなと思います。ちょうど今、『夢食堂サミット2021』という規模の大きなイベントが11月18日に公開されるので、その準備に日々勤しんでおります。

これはオンラインでLIVE配信をするイベントなのですが、当日の運営側のオペレーション(テクニカル)を色々と試行錯誤しているところです。先日は、コムネットさんというイベント運営会社さんと打ち合わせをしてきました。

その内容も踏まえて、いま現在、本部で考えていること、本部の頭の中を共有していこうかなと思います。


登壇者は全国から一斉につながる


僕の記事を結構読んでくださっている読者の皆さんにとっては、既に承知のことかと思いますが、夢食堂サミットでは全国から4店舗がプレゼンテーションを行い、イベント後半にはゲスト3名+大嶋啓介さんによるパネルディスカッションがあります。

ちなみに私かとうひろあきは、当日司会を務めさせていただくことが決まりました。僕を含めた本部の人間は、おそらくどこかのスタジオを借りて中継することになるかと思います。

ただ、他のプレゼンター4店舗と、パネルディスカッション登壇者4名、さらにプレゼンのコメンテーター数名をお招きする可能性もあるので、当日は本当に全国各地から中継してお届けすることになりそうです。

ここで、争点になってくる問題は主に3つ。

1. 配信ツールのキャパシティの問題
2. 配信時のネットワーク環境の問題
3. プレゼンの進行サポートの問題

です。


配信ツールのキャパシティ


今回のイベントでは、集客人数3000人を目標に運営を進めています。夢食堂としても、今までにない規模感のチャレンジになるので、ドキドキとワクワクが高まります。#ドキワク #3000人 #キング牧師の演説は20万人

ここで課題に上がってくるのは、配信ツールをどうしようかという問題。普通にZOOMを使用するだけでは、3000人の収容人数を受け入れられる体制を整えることができません。一応オプションとしてはあるのですが、それをやるとあまりに高額なコストがかかってしまうので却下です。

という事で、当日ZOOMに集まるのは登壇者だけにした方がよさそうです。登壇者だけでZOOMに集まり、その様子を別のツールを使ってLIVE配信するイメージになります。

では、そのツールは何が最適なのでしょうか。

一般的にすぐ思いつくのは、YouTube、Facebook、Vimeo、といったところでしょうか。

最初はYouTubeを考えたのですが、実はYouTubeだと大きなリスクが伴います。YouTubeを利用すると、ライブ配信中でもそこで使用されている音楽や映像などの著作権チェックが常に入ることになります。

しかも、このチェックが結構厳しくて、実際には著作権の問題がない楽曲を使用していても、似ている楽曲と間違われて著作権違反と判断される場合が普通にあるそうです。そうなると、配信が強制的に打ち切られてしまいます。

これは絶対に避けたい。感動のプレゼン中にぶっつりなんてあんまりです。

今のところ、Vimeoを使うのが一番落とし所としてはいいのではないかと思っています。(まだ確定ではないけど)


配信時のネットワーク環境


次に、登壇者それぞれのネットワーク環境も考慮する必要があります。ネットワーク環境が良い場所から繋がれる人もいれば、そうじゃない人もいるかもしれません。この部分をきちんとケアしてあげないと、本番のプレゼン中に音がブツブツになったり、何とも言えない表情のまま画面が止まったりしか寝ません。

ではどうするか。

本当は全員が同じ場所に集まって、一ヶ所から中継するのがベストなのでしょうが、全員分の旅費をお支払いする余裕が今の本部にはありません。また、それぞれが自分の持ち場で仕事を抱えているので、遠方にいる人も含めて東京に集めるというのも、現実的ではないです。

やはり、当日はそれぞれの場所から繋がるしかなさそう。

そこで考えるのは、プレゼンの中身をある程度収録でカバーするというやり方です。事前に映像を制作したり、プレゼンの一部を収録したりすることで、かなりリスクを軽減することができます。

ただ、さすがに収録したものをボンと見せられても、イベント参加者にとっては味気なさすぎるし、オンラインとはいえ、生だからこそ伝わる雰囲気があるはずです。

ここは、ハイブリッドで行くのがちょうど良さそうです。どの程度、収録と生をミックスさせるのかはまだ検討中ではありますが、いずれにせよ最高の形で本番のプレゼンを仕上げるので、乞うご期待です。


プレゼンの進行サポート


収録にしても生にしても、映像を差し込むタイミングや、スライド資料を差し込むタイミングを見て合わせる必要があります。これらは、当日の運営側が裏でやる仕事です。

当然、プレゼンターが自分でパソコンを操作しながら話すということはしません。自分のトークに全集中してもらいます。

今回は、コムネットさんに協力していただき、進行を行いますが、画面共有のオペレーションや音声調節などのサポートは、必須です。

正直申し上げて、この手のイベントは画質と音質が整ってないと、満足度が半分になってしまいます。かといって画質と音質さえよければ、イベントは上手くいくというほど乱暴なものではありませんが。

要するに、これは衛生要因ですね。会社の給料が多少上がったからといってモチベーションが爆上がりするわけじゃないけど、給料が少し下がるとモチベーションが爆下がりするのと同じです。

ちゃんとしておかなかったときの落ち度が大きいパターンなので、この当日の画像や映像、音声の共有については極力スムーズに行いたいところです。

また長くなってしまいました。

今回はコムネットさんにご協力いただいて感謝しきれない思いです。来年以降、運営の指揮を取るのはおそらく僕になる流れがあるので、しっかりと学んでさらに良いものを作っていきます。



【追伸】

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■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
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