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親の就業率と子どもの貧困

おはようございます!

全国行脚へのご参加、どうぞよろしくお願いいたします!
100年先の未来につなぐ思いを、共に分かち合っていけたらと。

意外と知られていない、日本の社会問題、子どもの貧困。

社会の実態についてまずは知っていただくところから、それに対して我々フードリボンプロジェクトはどう考え、何を思って取り組んでいるのか、現場からの声を発信していきます。

フードリボンは飲食店から子どもの食事をサポートする取り組みです。その取り組みの本質的な意味を知ってもらえたら嬉しいです。子どもの問題は、私たち一人一人の暮らしにも関わります。

皆がより生きやすく、楽しく暮らしていける世の中に向けて。

より多くの方にご参加いただきたいです!
どうぞよろしくお願いいたします!!


全国行脚2022 開催スケジュール:
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10/18 熊本(お申込みはこちら!
10/24 千葉(お申込みはこちら!
10/27 大阪(お申込みはこちら!
11/1 高知(お申込みはこちら!
11/28 大分(お申込みはこちら!
  ※地元飲食の会「カルー会」とコラボ開催、参加費2000円)


貧困家庭の親は大抵働いている


子どもの貧困問題は、日本だけでなく、諸外国でも深刻な問題として取り上げられています。

いわゆる発展途上国に見られるのは「絶対的貧困」と呼ばれるものです。食べ物がない、住むところがない、医療を受けられない、人の生死に関わるレベルを表しています。

一方で、日本で問題になっているのは「相対的貧困」と呼ばれるものです。これはその国で生きていくのに必要と思われる生活水準をクリアしていない場合の貧困で、格差が生み出す問題でもあります。

例えば途上国で、靴を履いていない子どもが道を歩いていたとします。多くの方にとっては、その子は貧困の子どもに移るかもしれません。

ただしこの子は、絶対的貧困の状況ではあるかもしれませんが、相対的貧困ではないことがあります。つまり周囲の子どもたちもみんなその水準で暮らしていたら、「相対的」には貧困とならないからです。


この問題について語られる時、しばしば子どもの親に責任を問う意見も共有されます。

ただし日本における子どもの貧困問題において、その親は働いているケースがほとんどだといいます。

昨今ではひとり親家庭の貧困率が50%を超えたデータも発表され、問題視されています。しかしひとり親家庭の親の就業率は80%を上回っているそうです。

つまり、親は働いているんだけど、十分に稼ぐことができずに貧困状態に陥っているのが、日本で起きていることです。これが諸外国だと事情が違っていて、親の就業率と子どもの貧困率には相関があって、親の就業支援が功を奏す場合もあるといいます。

ところが日本では、賃金が低いなどの理由により、親が就業していても貧困から抜け出せないこともまた、問題になっているのです。

貧困は連鎖するといわれます。この連鎖を断ち切ることが、一つのテーマになっていますが、なかなか打破できていない現状です。

わたしたちにも、何かできるはないか、考えていきたいですね。

今日は以上です。
ありがとうございました。


【追伸】


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