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社会貢献のコミュニティを共につくる

コロナウィルスの影響もあり、世の中はオンライン化がここ1〜2年で急速に進みましたが、ことスタートアップ期の企業やプロジェクトにおいては、リアルで対面していた方がいいことたくさんあるなぁと感じております。
#マイクロソフトの研究でもそんなデータが発表されてました

こんにちは。ひろあきです。

全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』の運営をしています。

今日は、夢食堂が運営するサポーターズコミュニティの運営について、お話をしようかと思います。


メンバーと共にコミュニティをつくっていきたい


先日、夢食堂の本部でサポーターズコミュニティの運営について、ガッツリ時間をかけてミーティングをしました。

まず前提をおさらいしておきますが、夢食堂がなぜ、サポーターズのコミュニティを活性化させたいのかというと、多くのサポーターがいればいるほど、夢食堂を実施する店舗さんにとってやりやすい環境が整っていくと考えているからです。

「数の原理」を働かせたいわけですね。

もう一つは、世の中の人が持っている「何か役に立てることをしたい」というお気持ちを、体現できるような場所をつくることで、もっと良い社会にしているのではないか、という思いと狙いがあります。

一つの目標値としては、100万人のサポーターを集めよう!ということで取り組んでいます。#100万人のサポーターて #マンユーは6億5900万人 #キリスト教は20億人

そこで理想に掲げるのは、コミュニティメンバーのみなさんと一緒に、最高のコミュニティをつくっていくことです。「本部とメンバー」の関わりだけでなく、「個人と個人」の関わりや、「メンバー同士」の関わりをより広く密にしていく中で、結束力のあるコミュニティ(チーム)にしていきたいなと思っています。


メンバーの目線に立って、どんなコミュニティであるべきか


サポーターの方々と関わっていこうとする中で注意する必要があるのは、本部本意の押し付けにならないようにすることです。

「助けて欲しい」と本部が発信したところで、相手が手を挙げるに値するだけの信頼と信用が本部にあるのか、そして自発的にやりたいと思って頂けるだけの価値が、そのプロジェクトにあるのか。

ここをスルーしてしまうと、いつの間にか本部の取り分しか設計されていない状況になってしまいます。

最近では、オンラインサロンをはじめとした、インターネット上のコミュニティがどんどん増えていますね。そういったコミュニティの中で経済が回っていたり、プロジェクトが進行していたり、場合によっては相当なお金を支払って働く人が出てきたりと、これまでの「働く」という概念とは全く違うことが起きています。

こういった成功事例に乗じて、「じゃあ自分たちもコミュニティメンバーに助けてもらおう」と走ってしまうと、あまり良い結果に結びつきづらかったりする。やはり、相手目線でそれだけの価値があるのか、信頼信用があるのか、この視点は忘れないようにしています(ぼくは)。


手法は100万通り


さて、そんな前提条件がある中で、次に「じゃあ具体的な打ち手としてはどうしようか」という話を、本部で議論しました。

今はFacebookの公開グループを使用して運営していますが、最近はサポーターの皆さんからの投稿も増えてきていて、徐々に活性化してきているのが嬉しいです。#いつもありがとうございます

100万人のサポーターという規模感を目指していきたい一方で、やはりコミュニティの「深さ」も同時に追求していきたいところです。

そのためには、本部とサポーターさんとの関係、そしてサポーターさん同士の関係を、より強いものにしていきたい。

では、どうするか?

打ち手はいろいろあります。

Facebookグループを限定公開にするのもいいかもしれません。もう一つ、より密度の濃いコミュニケーションをするためのグループを作ってもいいかもしれません。

グループへの参加を有料にする、というやり方もあります。有料にすると、参加者のエンゲージメント向上が見込めますので。多くのオンラインサロンが有料なのは、そこで参加者をふるいにかける意味があったり、「お金を払ったからには元を取りたい」という心理を働かせて、参加した後の関わり方をより深いものにする効果を見込んでいたりするからです。

堀江貴文さんのオンラインサロンは、月に1万円と比較的高額ですが、それによって確かに良質なメンバーによる良質な運営が実現できているのだとか。

コミュニティの中でチームや委員会、支部などを作る、というアイディアもあります。幻冬社の箕輪厚介さんが運営する『箕輪編集室』というオンラインサロンでは、イベントの運営をするチーム、バナーを制作するチーム、記事をライティングするチーム、箕輪さんのプロジェクトを手伝うチーム(もあったような)、など、同じオンラインサロンの中でもチームが分かれていて、それぞれが役割を持って活動しています。


夢食堂のコミュニティのあり方は?


いろいろな打ち手が考えられる中で、夢食堂としてはどんなやり方をチョイスしていくのが妥当でしょうか?

夢食堂は、ビジネスではなく非営利活動ですし、「飲食店✖️子ども食堂」という特徴を持ったプロジェクトです。単純に他がやっている表面部分の模倣をするのではなく、自分たちに合った形でベストな取り組みをしていきたいです。

正直にいうと、まだ答えを導き出せていません。(毎日頭こねくり回してます)

自分たちが理想とするコミュニティのあり方ってどんなものだろうか。徐々に鮮明になりつつあるとはいえ、まだまだ悩んでいる段階にいます。

持論ですが、ここで大切になってくるのは、「トライアンドエラーを重ねる」という考え方。「小さな失敗を積み重ねる」というのは、大怪我をしない予防策としてなかなか有効な打ち手だと思ってます。

例えば、現在は僕が毎日のように情報発信を行なっていますが、これをすると、離脱者が出てくるリスクが出てきます。「情報発信がうっとおしい」「共感できない」「つまらない」と感じられる方も、必ずいらっしゃるはずです。情報発信をせずに放っておけば、こういう方々の離脱を回避することはできますが、コミュニティのブランド構築という観点からいえば、離脱者がいても全然OKというわけですね。

また、公開グループで運営しているので、グループ内の投稿のシェアが可能になっています。すると、グループ外の方々にも情報がリーチされることになるので、情報を届けられる母数は増えます。しかし、思いも寄らないところで、バッシングを受けたり、炎上してしまったりするリスクも出てきます。(もう少し活動が大きくなってくると尚更)

こんな風に、試してみては反応を見て、改めてどうコミュニティを運営するか、検討に検討を繰り返しているところです。


結局どうするのか


だいぶ長々と述べさせていただきましたが、じゃぁ本部でガッツリと行ったミーティングの結果、夢食堂はどうやってコミュニティの運営をしていくことになったのかと申しますと、

まず、もうしばらくは現状のまま、一つの公開グループで情報発信を続けていこうと思います。これから、サポーターさんの自発的な投稿が増えたり、規模が大きくなって「ここだけのネタ」が増えてきたりしたら、もう一つのグループを限定公開で発信してもいいかもしれません。

状況によっては、有料のオンラインサロンを新しく開設する可能性も、、、これはないか。

あとは、グループメンバーさんが、「自分も夢食堂に関わりたい」と思って頂けるような取り組みを、これからたくさんして、発信していこうと思います。

目指せ100万人!

皆さんと一緒にコミュニティを作っていく中で、共に学び、共に成長し、共に未来をよくして行けたら幸いです😌


【追伸】

■夢食堂ではいつでもご寄付をお待ちしております。
寄付額は100円から選んで下さい。
頂いたお金は夢食堂の運営費として、子ども達の笑顔を1ミリでも増やすために使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
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