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僕(達)が取り組んでいる夢食堂について

こんにちは。ひろあきです。

ここでは、僕が携わらせて頂いている取り組みである夢食堂プロジェクトについて、簡単に説明させて頂きます。

情報発信するにあたって、どうしても夢食堂が存在している前提で話を進めてしまったりもすると思うので、「夢食堂ってなんだっけ?」と思ったらこの記事に戻ってきて頂けると嬉しいです。

本当はその都度説明するのがいいのかもしれませんが、毎回同じ説明を聞かされる身になってみるとなかなかの苦痛だなぁと思うので、夢食堂の説明をするのはこの記事が最初で最後ということにしようと思います。

すぐに戻ってこれるように、プロフィール記事に設定しておきますね。


飲食店✖️子ども食堂=夢食堂


夢食堂は、子ども達の可能性を切り拓く場づくりを目指して運営しています。

キャッチフレーズは、『100年先の未来のために〜夢食堂を日本の文化に〜』です。

発起人の橋本展行(ノブさん)が代表で、大嶋啓介という飲食業界のインフルエンサーと共同で進めています。(ちなみに僕も共同設立者です)


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僕たちが届けているのは、ご飯と居場所です。地域の温かい交流の中で、子ども達が大人からの愛情を受けながら、すくすくと育っていける後押しになるような心の拠り所を日本中に増やしています。

見出しのまんまですが、より夢食堂を分かりやすく伝えるならば、

飲食店✖️子ども食堂

です。

全国の飲食店に子ども食堂のやってもらおうと動いています。いわゆるフランチャイズに近いです。僕やノブさん、大嶋さんは本部の役割を担っています。


子どもの貧困、孤独に育つ子ども達


昨今、子ども食堂という言葉は頻繁にメディアでも取り上げられるようになりました。2012年に始まったとされる子ども食堂は、2020年には約5000カ所にまで増えました(認定NPO法人むすびえ調べ)。

「子ども食堂現象」とも言えるくらいに、認知や注目は急速に伸びています。

なぜこれほどに子ども食堂が流行しているのかというと、それは日本における子どもの貧困問題に起因します。

日本における子どもの貧困率は13.5%(2018年、OECD)と言われています。およそ7人に1人の子どもが貧困家庭での生活を強いられている計算になります。

35人のクラスがあったら、そのうち5人は貧困家庭で暮らしているかもしれない。

実際に、夏休みなどの長期休暇明けには体重を減らしてくる子どもも一定数いるそうです。


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子ども食堂の役割として、食事の他に居場所の提供というものがあります。

昨今では、人と人とのコミュニケーション機会が減少し、繋がりが薄れているとも言われているようです。

先程は子どもの貧困問題について触れましたが、仮に経済的には裕福な家庭で育つ子どもであっても、たとえば両親が共働きで毎日帰りが遅い。いつも一人でコンビニ弁当を食べている子どもだっています。

子ども達にはもっと、大人からの愛情をいっぱいに受けて育って欲しいものです。人との関わりの中で、学校では教えてくれない大切なことを学んだ経験は、読者の皆さんにも少なからずあるのではないでしょうか。

そういった機会を創出していくことも、子ども食堂の役割であり、夢食堂のミッションだと捉えています。


子どもが毎日ご飯を食べられる居場所づくり


夢食堂がつくっているのは、子ども達が当たり前に毎日食べられる居場所です。

お腹が空いたとき、困ったときにはいつでも足を運べる居場所がある。そこには温かい大人との交流がある。

そんな場所が地域に数ヶ所ある状況を作っていこうと考えています。

2021年10月2日時点で、全国に50ヶ所の夢食堂店舗が参加しています。これからこの数を、100、500、1000と増やしていこうと本部は奔走中です。


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夢食堂がどうやって子ども食堂を実施しているのかも説明しますね。

結論から申しますと、夢チケットというものを使っています。

夢チケットは、一枚200円の食事券です。これが、地域の大人が持つ心意気の循環を生み出します。

実際の使用イメージを説明した方がよさそうですね。

①まず、飲食店に足を運んだ大人は、サービスの代償にお金を支払いますよね。

②この時に、そのお客様の任意で200円を余分に頂きます。

③その200円が、夢チケットと交換されて店内の掲示板やボワイトボードなどに貼られていきます。

④そうすると、子ども達はそのお店に足を運ぶと店内に貼られた夢チケットを自由に剥がしてご飯と交換することができる、という仕組みです。

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ご理解頂けたでしょうか?

夢食堂では、一枚200円という金額を統一して飲食店に導入して貰っています。メニューはそのお店、その日によって様々です。何が食べられるのか、お楽しみですね。

店舗さんからしたら、200円というのはギリギリの値段という所でしょう。なんとかやって貰っています。

本当に感謝です。

ぜひお近くの夢食堂に足を運んでみてくださいね。


夢食堂の終着地


先程、「100年先の未来のために〜夢食堂を日本の文化に〜」というキャッチフレーズをご紹介しました。

ここで間違わないで頂きたいのは、夢食堂は100年後まで活動を大きくしようと思っているわけでは、全くないということです。

全くないどころか、真逆です。

我々は、夢食堂は無くなるべきだと考えています。

ちゃんと説明します。

元々夢食堂は、毎日お腹をすかしてまともにご飯を食べられない子ども達が日本にたくさんいるという現状や、人との繋がりが薄れて孤独を感じている子どもがいるという現状があって、始まったものです。

また、現状では子ども達への手を差し伸べる団体や取り組みが不足しています。

そういった背景があって、夢食堂は存在しているわけです。

だから本来であれば、子どもを取り巻く問題などがなければ夢食堂は存在しなくていいのです。

僕たちが目指しているのは、夢食堂がいらない社会をつくること

100年先の未来のために、というのは、ご飯が食べられなかったり一人で寂しい思いをしている子どもがいても安心して「助けて」と言える社会、そして地域の中で当たり前に手を差し伸べる人がいる社会を、未来につなぐという意味です。

夢食堂の終着地の話でした。

この記事はここまでとします。

ありがとうございました。


【追伸】

■夢食堂ではいつでもご寄付をお待ちしております。
寄付額は100円から選んで下さい。
頂いたお金は夢食堂の運営費として、子ども達の笑顔を1ミリでも増やすために使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いを感動のプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
感動の嵐間違いなしのイベントになりますので、是非遊びに来てください。
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