学生の社会貢献意識が高まっている
今日も今日とてまごころを込めて。
おはようございます。
全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』の運営をしています。
先日、中央大学の学生さんとお話をする機会がありました。というのも、大学のゼミ(研究室みたいなもの)でプレゼン大会があり、そこで夢チケットを参考にした子ども食堂のビジネスモデルを提案したいというのです。
東京都八王子市にある『カフェしょこら亭』オーナーの廣田晶子さんからの紹介でした。ある日突然、
「中央大学の学生さんが夢食堂のモデルを参考にした子ども食堂を考えているから、話をしてほしい」
と連絡が来まして、
「ぜひ!」
となったわけで、すぐに繋がらせていただきました。
中央大学生のプレゼン
どうやら、ビジネスコンテスト的なイベントがあったようです。そこに自分たちで考えたビジネスモデルを提案して、うまくいけばそのための予算を貰えたりするんだとか。
彼らは子ども食堂を考えていて、夢食堂のスキームも取り入れたいと言うので、プレゼン内容を聞かせてもらいました。
聞いてみての素直な印象は「よかった」です。
ざっくりまとめると、
・日本には「孤食環境」で暮らす子どもがたくさんいる
・高齢者もつながりを求めている
・課題に対して有効と思われるのが「子ども食堂」
・だけど「毎日開催」と「マネタイズ」が難しい
・夢チケットを利用したりできないか
という企画でした。
とても丁寧に調査もされていて、問題提起も明確で的を得ていて、彼らなりの解決策も提案できていて、分かりやすいプレゼンでした。
本当は「夢チケット」を導入したかったらしいのですが、企画内容には若干、「夢チケット」の趣旨とはズレている部分もあったので、ここは名前を変更して、彼らオリジナルのチケットとして本番では発表してもらうことになりました。
それで、結果は準優勝だったそうです🎉🎉🎉
29チーム中の2位だった気がします。なので、上位7%に入るクオリティだったわけですね。これは素晴らしい〜!
上位入賞ということで、ワンチャン予算が降りてくる可能性もあったらしいのですが、実際にこれを本格的に始動するのかはもう少し検討したいとのことでした。
#そりゃそうです
高まる社会貢献への意識
「ぜひ直接会いたい!」
と言い出したのは、ノブさんでした。
いろいろひと段落ついたところで、改めて彼らの考えていることや思っていることを、直接聞いてみたいんだとか。
それで先日、プレゼンをしてくれた学生さんたちと話してきました。
改めて話してみると、彼らの意識の高さに感動させられました。すんごい前のめりで、たくさん僕たちにも質問をしてくれました。
「食堂のマネタイズってどうやるんですか?」
「ブランディングってどうやるんですか?」
「子どもの安全性はどう確保するんですか?」
「売名行為で参加しようとする飲食店さんは出てこないんですか?」
「夢チケットで利益は出ないのに、やろうとするお店はあるんですか?」
「本部はどうやって運営費を集めているんですか?」
どれも的を得ていますよね。子ども食堂を実施する上で大切なところを全部抑えられていて、しかも情熱的に聞いてくれるものだから、ノブさんは大喜びでジャンジャカ答えていました。
彼らの姿を見ていて、すごいなぁと思ったのは、それだけ自分ごととして取り組まれているところです。彼らによると、
「まだ自分たちみたいな学生は少数派だと思います」
とのことですが、心から頼もしさを感じました。僕も2年前まで学生だったので、割と彼らの目線に近いと思うんですけど、学生時代から具体的に社会貢献活動に目を向けた「動き」をしている人は、確かに多くなかったです。
僕の学生時代は、途上国の支援活動に携わったこともありましたが、それもやはり「少数派」だったと思います。
何ですけど、確実に全体的なトレンドとして「社会貢献」に対する意識が高まっているのは確実に言えることだと思います。
それもここ数年で急速に高まっている感じです。
自分が大学に入学したときと、大学を卒業したときでは、明らかに学生の思考が変わっていたし、おそらく僕が卒業してからの2年間で、さらに学生の意識は変わっているんだと思います。
もっと学生と繋がりたい
夢食堂としても、もっと学生と繋がれる機会を増やして行けたらいいなと思いました。今まではほとんど接点がなかったんですが、今回繋がらせて頂いて、彼らの考えていることを聞かせてもらって、このパワーをより生かすことはできないかと思った次第です。
中央大学の学生さんたちに対して、
「彼らとはもう一生付き合っていきます」
と発言したのはノブさん。
そのくらい頼もしくて、魅力的な学生さんたちでした。義務教育でもSDGs
かカリキュラムに入れられるようになって、若者の社会貢献に対する意識がこれからさらに加速していくのは必然です。
これからは学食での夢食堂も導入されていく流れもあるのですが、夢食堂が学生さんの目にとまる機会も増えていきそうです。学生インターンを雇ってもいいと思いますし、フレッシュな視点を取り入れていけたらいいですよね。
まぁ、今は具体的にインターン云々の話は進んでないですけども、楽しみです。
今日はここまで。ではまた。
【追伸】
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夢食堂プロジェクトの運営費として使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しています。
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