静岡県民は米が好き?!
新米の季節がやってきます!皆さん、お米は好きですか?
周りの田んぼが黄金色に色づき、そろそろ収穫なのかなと思う今日この頃です。
天竜川などの川が運んできた肥えた土と豊かな水、そして豊富な日射量というお米作りに適した土地を持つ浜松市では、多くの地域でお米が栽培されています。
皆さん、お米といえばどこを思い浮かべますか?やはり「米どころ」の新潟県や山形県でしょうか。
でも実は静岡県もお米に関して有名な県なのです。
総務省が実施した「家計調査」(2021年)によると、二人以上の世帯における米の平均購入金額が高い都市に
1位「静岡市」、4位「浜松市」がランクインしました!
※政令指定都市、県庁所在地が対象のランキングです。
静岡県から2都市もランクイン。少し意外な結果ではないでしょうか。そこで今回は静岡県民、特に “浜松市民が米好きの理由” について勝手に考察していきます。
1.お茶にはやっぱりお米が合う
浜松市はお茶の産地です。
(静岡県全体的に見ても盛んですよね。静岡県は2021年度、お茶(荒茶)生産量が全国1位です。)
お茶が身近にあり、お茶を飲むのが習慣という方は多いのではないでしょうか。
お茶が身近にあると、こんな影響が考えられそうです。例えば朝ごはんについて、全国的には「手軽にパンを食べる人」が多いが、静岡県民はお茶に合う「白米を食べる人」が多いのかもしれません。
また、お酒を飲んだ後は「〆にはラーメン」という人よりも、「〆にはお茶漬け」という人が多いのかもしれません。
お茶を頻繁に飲む影響で、無意識のうちにお米を食べている可能性は高いように思います。
2.海の幸が充実していて、白米が進んでしまう
浜松市は海の幸が充実していますよね!
「うなぎ」 かば焼きにしたうなぎと、甘辛いタレは、お米との相性が抜群です。
「しらす」 生しらす、釜揚げしらす、ちりめん、何にしても白米が進みます。
「すっぽん」 すっぽん鍋の〆を雑炊にすることで、旨味を最後まで楽しめます。
「のり」 三杯酢で和えたり、つくだ煮にしたり、白米に合うのは間違いありません。
「あさり」 味噌汁にしたら最高です!
どれも白米が進むものばかりで、ついつい沢山食べてしまいそうですね。
3.なんといっても餃子愛
浜松市といえば、「餃子」は外せません。
たっぷりのキャベツや玉ねぎにお肉のコクが加わって、旨味がたまりませんよね。
白米がどんどん進みます。
もともと中国の餃子には白菜が使われていたようですが、日本各地に伝わった後、その土地の手に入りやすい食材が使われるようになり、いろいろな特色が現れるようになったのだとか。
浜松市の場合キャベツや玉ねぎは、市内や隣の愛知県でも豊富に作られていたので、定着したのですね。
餃子の「平均支出ランキング」では、いつも宇都宮餃子と1位2位を競っていた浜松餃子ですが、2022年上半期は3位にランクダウンしてしまいました。
餃子と白米のゴールデンコンビで、もっともっと盛り上げていきましょう!!
4.ものづくりのエネルギーは米からチャージ
浜松市は工業が盛んです。“何事にも果敢に挑戦してみよう”という「やらまいか精神」が根付いており、日本一、日本初の技術を創出してきました。
浜松市が誇る、世界を舞台に
活躍する代表的な企業としては、スズキ、ヤマハ、ホンダがあります。
このように工業が盛んな浜松市では、製造業などで体を使われている方も多いのではないでしょうか。腹持ちが良く、手軽にエネルギーをチャージできるお米は重宝されるのかもしれません。
以上、4つの理由を考察してみました。いかがでしたでしょうか。
改めて考えてみると、お米の消費量が多くなるのも納得できるように思います。
これからもっともっとお米を食べていきましょう!
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