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食事制限の減塩料理を長続きさせるためのコツ【日本安全食料料理協会】

高血圧や腎臓病、心臓病などの人は塩分を減らす食事制限がありますね。そうでなくても、健康的な食生活を目指すなら減塩料理はとても大切です。「でも、減塩料理は面倒臭いし、味気がなさそう!」とちょっとためらっている人もいるでしょう。ところが、慣れれば減塩料理は難しくないし、美味しく食べられるのです。ここで、食事制限のための減塩料理を長続きさせるためのコツをご紹介します。

塩分の少ない素材を選ぶ

料理に欠かせない素材の内、塩分の少ないものを選んで使うことは非常に大事です。肉は生肉を買って、自分で塩加減をして使うのがベストです。鮭なら塩鮭ではなく、生鮭に自分で塩を振れば塩分は抑えられます。うどんは乾麺だと塩分が多いので、ゆで麺にするのがコツです。

出来合いのお惣菜は塩分が高いものが多いので表示を確かめて買うか、素材から買って自分で味付けをするのが安全です。ハムやウインナーなどの加工品は塩分がかなり多いのでできるだけ避けるか、少量にするのがいいですね。

減塩しょうゆや減塩味噌などもおすすめできます。素材の段階で塩分が多いと味付けで調節することは難しいのでくれぐれも気を付けましょう。

調味料は測って使い、美味しく食べる

せっかく塩分の少ない素材を選んでも、味付けの段階でしょう油や塩をどっさり入れたら減塩にはなりません。これくらいと目分量で味付けをするのはやめて、調味料はしっかり計量スプーンで測ってから使うのがおすすめです。

初めのうちは面倒だと思うかもしれませんが、慣れるとスプーンで測るのが当たり前になります。塩用には0.1g用から0.5g、1g用のスプーンもあります。塩は1日6gまでというかなりきつい食事制限がある人は、ぜひこのスプーンを使って欲しいですね。

いつもの味で構わないと思っていると、いつの間にか濃い味好みになっていることがあります。化学調味料などに頼らず、昆布や鰹節、煮干しなどの天然だしを使うと味は良くなり、しかも塩分の心配もなくなるので、ぜひおすすめしたいです。

まとめ

減塩料理を長続きさせるには、塩分の少ない素材を選んで使う。調味料は測って使い、天然だしを大いに活用して美味しく食べるのがいいですね。減塩料理を続けて、健康な毎日を送りたいものです。

日本安全食料料理協会には美塩ソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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