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ユニティを開催しました!(2024.06)
今回は6月25日(火)に開催したユニティの様子をレポートします!
▼ユニティとは?
▼過去ユニティの様子はこちら
恒例の新メンバー紹介・挨拶
ユニティ冒頭で新メンバーの紹介があり、今回は11名のメンバーを歓迎しました!
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今回のテーマ『ビジョンの広がり』
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魚ポチバイヤー萩野さんとサカナバッカ事業部長木下さん、CEO徹さんがスピーカーとなって「ビジョンの広がり」トピックスを紹介しました。
フーディソンでは「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げています。そのビジョンの領域はとても広く、これからも広がっていくもの。私たちは「ビジョンはこうなければならない」と考えるのではなく「一人ひとりが実現したいビジョンがある」世界観をとても大切にしています。
今回のユニティではスピーカーたちのプロジェクト紹介と、広がってきたビジョンを話していただきました。
”魚”ポチなのに獣肉?!「水産バイヤーの私がいつの間にか鹿や猪の骨を売っていた件
魚ポチバイヤーの萩野さんからは、鹿や猪の骨を取り扱うこととなった経緯について共有がありました。
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実は今、対馬では鹿や猪が増えすぎて、新芽が食べられ山の木が育たない状態になっています。すると、雨水が山に吸収されずに濁流として海へ流れ、栄養塩の供給不足や貝殻などの斃死に繋がってしまいます。つまり「豊かな海を守ることができない」ということです。
そのような背景もあって、鹿や猪の骨をラーメン店に売ってみようというチャレンジを実施。実際に魚ポチを利用しているラーメン屋さんに販売し、ジビエラーメンの提供にまで至りました。召し上がったお客様からは味もよいと好評だったとのことです。萩野さんは「他では買えない魚ポチオリジナル商品を増やしたい」という思いのもと、ユニークな商品を飲食店さんへ提案し続けています。こういった萩野さんの行動は多くのメンバーにもいい刺激になったのではないかなと思います。
水産流通から生鮮流通へ「地方創生2.0 生鮮流通ソリューションへの進化」
サカナバッカ事業部長の木下さんからは、地方創生プロジェクトの広がりについての共有がありました。
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地方創生プロジェクトでは地域の水産振興を目的に、自治体を連携して水産品の販路拡大やプロモーション活動を行っています。
これまでの対象カテゴリは水産品が中心だったため、地域の農産品・畜産品を販路拡大したいという自治体のニーズに対応できておりませんでした。
そこで、農産品・畜産品の販路拡大に強い企業と連携していくことで、自治体のニーズに応えることが可能となること、そして地域経済の発展に大きく貢献していけるのではないかと考えました。木下さんは今、自治体や連携企業とのリレーションシップを築き、新たなプロジェクト提案・実行に向けて邁進しています。木下さんの行動力は、聞いている社員のいいエネルギーになったのではないでしょうか。
新プロジェクト『海も含めた「循環」を作り出す 藻場再生へのチャレンジ』
CEO徹さんからは島根県海士町での藻場再生プロジェクトについての共有がありました。
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環境変化よって水産資源減少が続く今、フーディソンとしては海の中の環境も含めた新たな循環を創り出す必要性を感じています。藻場再生プロジェクトを通じて、磯焼けや海の砂漠化の解消と二酸化炭素吸収効果を目指したい、そして水産資源そのものの持続可能性をより広い範囲で向上させたいという徹さんの意気込みを私たちは知りました。2020年のカーボンニュートラル宣言(日本政府が2050年までにCO2排出実質ゼロにすることを国際的に宣言)もあり盛り上がりを見せるブルーカーボン。本プロジェクトはまだ始まったばかりでこれから藻場再生有効性を確認していきますとの発信でした。
社員アンケートのコメント
・ジビエ骨の話は新たなインプットでした!
・魚と飲食に関わるうちにいつの間にか、肉や農業、藻場造成までビジネスの触手が広がっていることに対し、ビジョンと人のつながりを感じました。
・海とのつながりもしっかり理解できたし、フーディソンバイヤーとして種まきの部分から、取り組み内容を知れたことに価値があった。フーディソンで長く仕事を続けると、こんな面白い体験ができるんだ!という好事例だと思います。
・世界は海だけでなく陸とも繋がって循環しているのだと、私たちフーディソンが関与していく領域の実感が持てました。
ユニティ終わりは交流ランチ!
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ユニティ終了後、参加したメンバーでサカナバッカの定番人気商品のばらちらしをいただきました。「何度食べてもおいしい!最高!」とメンバーからも好評だったばらちらしは、サカナバッカの製造チームメンバーのみなさんがこの日のために準備をして作ってくれました。
フーディソンでは半期に1回、社内での取組みや方針を共有する「ユニティ」を開催しています。また次回も発信してまいります!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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