1日で100万円稼ぐ方法 ~クラウドファンディング攻略するための11の法則~
はじめに
みなさんこんにちは!
著者の角田憲吾です。
私は株式会社フードコーナーの代表取締役社長を務めており、「ザ・クラフトカレー」という商品をD2Cで販売しております。
D2Cの事業を始めるにあたり、1番最初に取り組んだのが、クラウドファンディングでした。
ただクラウドファンディングを始めるにあたり、大きな壁がありました。
それは、食品販売とクラウドファンディングの相性の悪さです。食品販売分野のほとんどのプロジェクトは100万円に遠く及ばないのが実態です。
そんな中、初めてのクラウドファンディングで、初日に100万円を超え、ルウカレー分野でNo.1の応援購入金額(343万円)を達成した方法をすべてここに記したいと思っています。
これからD2C事業を始める方、クラウドファンディングに挑戦したいとおもっている方にとってはとても有益な情報になると思います。
1.クラウドファンディングとは
まず、クラウドファンディングとは何かをざっと説明いたします。
クラウドファンディングとは実現前のアイデア(プロジェクト、商品etc...)とお金を等価交換するサービスです。
クラウド→群衆
ファンディング→資金調達
つまり、インターネットを通して、不特定多数の人たち(群衆)に「僕のアイデアにお金を出してくれませんか?」と資金を募る場所です。
クラウドファンディングはサービス、商品づくりにおいて、後出しじゃんけんです。
今まではあなたがアイデア(商品、サービス)を思いついても、まずそのアイデアを作るのにコストをかける必要がありました。そして売り出してはじめてコストを回収できます。もちろん売れなければコストだけが残り、赤字で終わります。そのリスクを無くしてしまったのが、クラウドファンディングというわけです。
しかし、クラウドファンディングは先にお金を支払ってもらえるので、商品つくってみたけど売れなかったというリスクを大幅に減らすことができます。売れた商品を後から作るのですから勝ち戦を仕掛けるようなものです。
クラウドファンディングに注目が集まる理由がわかってきたのではないでしょうか?
これからあなたに教えるのは実際に私が全くの0からクラウドファンディングで資金調達を成功させた方法です。
最後まで読んで実践してできるようになれば、クラウドファンディングで失敗することは無くなるはずです。
2.Makuakeを選んだワケ
数あるクラウドファンディングの中からなぜ、私がMakuake選んだのか?
それには3つ理由があります。
①プロジェクト成功率の高さ
➁応援購入額の大きさ
➂新商品に特化したサービスであるということ
この3つの要素からMakuakeを選択しました。
みなさんも各クラウドファンディングサービスをご覧になっていただければわかると思いますが、新商品系のプロジェクト規模(応援購入額)をみると圧倒的にMakuakeが大きいことがわかると思います。
●千万円台のプロジェクトも多数あります。これはあくまで私が調査した中ですので、明確なデータがあるわけではないことをご了承ください。しかし、ご自身の目で確認いただければご理解いただけると思います。
3.スタートダッシュで成功が決まる
クラウドファンディングにおいて成功の肝になるのがスタートダッシュです。一般的にプロジェクトは初日に目標金額の2割が集まれば達成率がぐんと上がるといわれています。しかし、私は初日で達成できるくらいの勢いが大事だと考えています。「ザ・クラフトカレー」はありがたいことに初日で達成できましたし、結果、最終応援購入金額の3割が初日に集まってました。
これは並んでいるラーメン屋に人が集まる心理と同じですね。
全然集まっていないプロジェクトは負の連鎖に巻き込まれ、敬遠され集まりづらくなってしまいます。
スタートダッシュで成功が決まるというのは大げさではないのです。
そして僕がここから学んだのはプロジェクト期間は1か月で十分ということです。
Makuakeはプロジェクト終了の翌々月に集まったお金が振り込まれます。
そのため、1か月で終わらせたほうがキャッシュフロー的にも良いです。
開始からの終了までのほとんどの期間は中だるみの時期といわれ、資金が集まりづらい時期です。短期決戦、出オチ上等の精神で臨んでください。
クラウドファンディングで一番重要な時期はプロジェクト開始してからではありません。開始する前です。この時期にどれだけ周知できるかが成功の鍵になります。
4.サムネイル画像と表題に頭を使え
人の印象は第一印象で決まるといわれます。クラウドファンディングも一緒です。ほとんどのユーザーはサムネイル画像(以下サムネ)と表題しか見ません。そこで興味を持っていただいた方だけ、クリックをしてページに訪れてくれます。
いくらページ内で熱い想いを語っていても、見ていただけなければ文章に費やした時間もすべて無駄な努力になります。
手軽×本格を実現!2人の一流料理人も認めたウマい理由を持つ「ザ・クラフトカレー」
これが「ザ・クラフトカレー」のサムネと表題です。
もう少し写真にこだわることができたと今では反省しておりますが、それでもこのサムネが効果を発揮したポイントは二つあります。
一つ目はカレーなのにワイングラスに入れた写真にすることで、
なんか今までのカレーとは違うぞ?なんだこれ?高級感があるなと異質感を漂わせる写真にしたことです。
二つ目はたった3分という言葉をサムネイルに入れ、表題に「2人の一流料理人も認めたウマい理由を持つ」といれることで、伝えたいメッセージを分けたことです。
まず、サムネイルで興味を引き、さらに表題でこの商品は信頼できると認識させるのが狙いでした。
実際購入していただいた方からの意見を聞くと「ワイングラスにカレーは斬新で惹きつけられた」と好評でした。
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